ラジオ大阪 OBC

防災ラジオステーション

2024/03/11(2)『ハッピー・プラス』 暮らしに潜む火災の危険と消火/災害時の支援物資の輸送/避難所の把握

東日本大震災から13年を迎えた3月11日(月)、ラジオ大阪では今年2回目となる防災特別企画「明日のために、今できること。」を6:30から16:55のワイド番組で放送、東日本大震災の教訓と被災地の復興についてお送りしました。

 

「新しいあなたの朝に!ハッピー・プラス」
放送時間:8:00~11:00
出演:南かおり

 

暮らしに潜む火災の危険と消火について、お話しを伺いました。
  ゲスト:大阪市立阿倍野防災センター・ あべのタスカル センター長 藤岡渉さん

大阪・天王寺にある「あべのタスカル」は、防災に対する知識と技術を体験を通して学べる施設で、避難体験や災害時に必要な行動を学べる地震災害体験ゾーンや、震度7の大きさを体験できるバーチャル地震コーナー、消火体験コーナーなどがあります。
震災では火災でも大きな被害をもたらしますが、火災は日々の暮らしの中でも起こりえます。火災の危険性、消火の知識、火災時の避難、日頃の備えなどについて、藤岡センター長に伺いました。

 

 

災害時の支援物資の輸送における社会貢献の取り組みについて、お話を伺いました。
  ゲスト:株式会社サカイ引越センター 社長室室長 安部典之さん

災害時、トラックで救援物資の輸送を行う災害協定を内閣府や地方自治体と結んでいるサカイ引越センターでは、1月1日に発生した能登半島地震でも要請に応じ、備蓄水15,000本・携帯トイレ・トイレットペーパー・ブルーシート、そして大量の段ボールをトラックに積み込み、被災地となった石川県の各自治体へ届けました。
お話を伺った安部社長室長は、2011年、福島で東日本大震災を経験、ご自身の体験や救援活動などもベースにあるそうです。
引っ越しのノウハウや全国に広がるネットワークが様々な形で活かされ被災者支援に繋がっているお話を伺いました。

 

 

 

今回のメッセージテーマは「避難所って把握してますか?」でした。
いつ起こるか分からない災害に備え、普段から避難所の把握は重要ですね。