中京競馬場への出張中継も4週目。5/30(日)の放送日は東京で3歳世代の頂点を決める競馬の祭典「日本ダービー」(G1・芝2400)が行われました。
3連単プレゼントは濱野さんがエフフォーリア、西村さんがサトノレイナス、田辺さんがアドマイヤハダルを指名。
同じ3歳世代として生まれた7000頭以上のサラブレッドの頂点を決める戦い、日本ダービー。今年は皐月賞馬エフフォーリアが単勝1.7倍の圧倒的支持を集め、無敗での二冠制覇に挑みました。
レースはバスラットレオンがスピードを活かしてハナを主張。2番手以下はかたまって、注目のエフフォーリアは好位の4番手、それを見るように唯一の牝馬である2番人気サトノレイナスという態勢で進みます。流れはやや落ち着いて前半の1000mを1分0秒3で通過。3コーナーカーブから各馬が動き出し、4コーナー付近ではサトノレイナスが先頭に並びかけ直線へ。馬場の真ん中に出したエフフォーリアが残り200mで先頭に、このまま押し切るかと思われたところへシャフリヤールが飛んできて、最後は2頭が併せ馬の態勢でゴールイン!写真判定で軍配はシャフリヤールに挙がり、みごと世代の頂点、ダービー馬に輝きました。
3連単は濱野さんのエフフォーリアが2着、西村さんのサトノレイナスが5着、田辺さんのアドマイヤハダルが17着となり、2着馬を指名した濱野さんが勝者に。
さて、今年の日本ダービーは二冠制覇を狙ったエフフォーリアを、ゴール地点で僅かに交わしたシャフリヤールが制覇。ダービー3勝目となった鞍上の福永祐一騎手は、ワグネリアンで初制覇を遂げて以来、昨年のコントレイルに続く連覇達成、これは史上3人目の快挙ということで、お見事でした!僅差で敗れたエフフォーリアの横山武史騎手は悔しいでしょうが、22歳という若さでこの舞台に立ったこと自体がすごいことですよね。最後の最後で少しだけ、ベテランの福永騎手と、経験の差が出たのかもしれません。
そんなスケールの大きい、勝者と敗者がいる一方で・・・
中京競馬場班の帰り道での後ろ姿をパシャリ!ちなみに左から武田さん、三宅さん、技術スタッフさん、濱野さんです。時刻は午後5時前だったんですが、ご覧の通り、すごく暑そうでしょ。このフローラルウォークが500mぐらい続いた先に中京競馬場前駅があるんですが、どことなく元気がないような気がしませんか?
すべての競馬関係者にとってダービー制覇は夢なんて言われていますが・・・一方、我々競馬ファンの側からすれば、そのレースを当てることも毎年の夢。残念ながらこの方たちの夢は叶わなかったようです。しかも、そんな中で待ち受ける、この‟中京の直線”はめちゃくちゃ長い!実は、この写真を撮っていた僕がその気持ちを一番強く感じていたのかもしれないんですが・・・
次週、6/6(日)の放送日は東京で「安田記念」(G1・芝1600)が行われます。怪物・グランアレグリアがGⅠ6勝目とレース連覇を狙う!この日のドラマティック競馬も朝10時からON.AIR。それでは皆さん、お聴き逃しなく!