ゴールデンウィーク真っ只中の4/28(日)の放送日。この日は京都で平成最後のGⅠレースとなる伝統の一戦「天皇賞(春)」(G1・芝3200)が行われました。
3連単プレゼントは濱野さんがクリンチャーを、西村さんがフィエールマンを、田辺さんがチェスナットコートをそれぞれ指名。
13頭立てとなった第159回天皇賞(春)は、唯一のGⅠホース・フィエールマンが断然の支持を集めました。さらにエタリオウ、ユーキャンスマイルと昨年の菊花賞で上位争いを演じた4歳馬が人気を集めました。
レースはほぼ揃ったスタートから好スタートのメイショウテッコンを退けて、ヴォージュが強引にハナを主張。馬群はややバラけて注目の1番人気フィエールマンはちょうど中団あたりにつけ、それを見るように3番人気のユーキャンスマイル、2番人気のエタリオウは大きく離れた最後方を進みます。1周目のスタンド前を通過し、最初の1000mは59秒8のハイペース。依然としてヴォージュが前を譲らず、淡々とした流れで馬群の全長は20馬身で1、2コーナーから向正面へ。2000m付近でヴォージュのリードがなくなり、メイショウテッコン、カフジプリンスなど先行争いが激化。坂の上りで後方のエタリオウが一気に中団まで押し上げると、馬群も10馬身圏内に凝縮して、3、4コーナーへ。各馬スパートを開始すると、早くもフィエールマンが先団にとりつき、つれてグローリーヴェイズ、その直後にエタリオウも進出して直線へ。早々と先頭に躍り出たフィエールマンに併せ馬の形でグローリーヴェイズが襲い掛かり、ここから2頭のマッチレースに。激しい叩き合いはゴールまで続き、最後はフィエールマンが半馬身ほど抜け出してゴールイン!デビュー6戦目、最少キャリアでの天皇賞制覇を成し遂げ、平成最後のGⅠホースとしてその名を刻みました。
3連単プレゼントは、濱野さんのクリンチャーが10着、西村さんのフィエールマンが1着、田辺さんのチェスナットコートが6着となり、1着馬を指名した西村さんが勝って連勝。
さて、上でも散々書きましたが、フィエールマンの勝利で幕を閉じた、天皇賞(春)は“平成最後”のGⅠレース。やっぱり、最後というのは特別な感じがしますよね。そして、そんな記念すべき平成最後の「朝のフルコース」で唯一馬券プレゼントに成功したのは・・・
⑦グローリーヴェイズからのワイド馬券1500円をみごと的中させ、1万650円の払い戻しとなったのは、「僕の苦労はいつ実る」でおなじみ、青沼稔アナウンサーです。そもそも「なぜ、馬券の写真だけ?」という声が聞こえてきそうなので説明しますと、青沼さん的に納得のいく払い戻しではなかったとのことで、今回の撮影はお預けに。ワイド馬券のダブル獲りでさらなる高額払い戻しを狙っていただけに、悔しさの残る結果だったようです。こちらとしては、“平成最後の的中者”として記念撮影をしたかったのですが・・・そんなストイックな青沼さんが、令和では会心の馬券で撮影に応じてくれることを期待しましょう!
次週からは東京で5週連続のGⅠ開催がスタート!5/5(日)は、東京で3歳マイル王決定戦「NHKマイルカップ」(G1・芝1600)が行われます。圧倒的スピードで桜花賞を制したグランアレグリアが変則二冠に挑む!この日のドラマティック競馬も朝10時からON.AIR。それでは皆さん、お聴き逃しなく!