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[第628回 大阪放送番組審議会議事録]

 
1. 開催日時 新型コロナウイルスの感染リスクを避けるため、会議室での審議を止め、委員全員に書面参加で対応してもらった。
書面提出の期日を令和2年6月30日(火)とした。
2. 開催場所 上記参照
3. 委員の出欠
委員の総数 6名
※新型コロナウイルスの感染リスクを避けるため書面参加で対応
 
書面参加の総数 6名
書面参加委員の氏名 成瀬國晴 河内厚郎
たつみ都志 鎌田雅子
萩原章男 内田 透
4. 議題
1)番組審議 『 いいね!イマうた水雲-MIZMO-です 』
2)その他
 
5. 議事の概要
議題1)『 いいね!イマうた水雲-MIZMO-です 』について、番組の企画意図、内容の資料をご覧のうえ、番組を聴取してもらい、書面でご意見を提出してもらった。
 
6. 審議内容
社側 <番組概要・資料を送付>
<番組概要>イマをときめく新人歌手がトークと共に、イマ聴いて欲しい演歌・歌謡曲の新曲をお届けする60分。 2018年4月からスタートし、2019年に放送時間を拡大。 火曜日のパーソナリティーはハーモニーで演歌を歌う“本格派演歌ガールズグループ”水雲-MIZMO-(ミズモ)の3人。 東京出身のリーダー・NAO、和歌山出身のAKANE、アメリカ・ノースカロライナ出身のNEKO、出身も、個性もバラバラの3人ですが、抜群の歌唱力と息のあったハーモニーを活かし、毎月末の放送ではアカペラを披露。 また、3人でのトーク部分とは違った雰囲気を作るためリスナーとの1対1を意識した、ひとり喋りのコーナーを設けています。 番組内には新曲をたっぷり紹介するコーナー(25分程度)もあり演歌・歌謡曲ファンも満足できるように構成しています。 ※レコード会社(提供社)新譜紹介のため、CDでは割愛しています。 今回ご審議いただく内容は4月28日(火)の放送から上記のコーナーを除いたものです。よろしくお願い申し上げます。 放送時間:毎週火曜日21:00~22:00 放送形式:録音番組出演者:水雲-MIZMO-(ミズモ)

委員 <各委員の書面でのご意見>
「水雲」について、これまでよく存じ上げていなかったが、独特の魅力を持った異彩のグループだなと感じた。 メンバーの出身地を見ると、関東、関西、そして米国とバラエティーに富んでいる。 曲を聴いてみると、力強いボーカル+確かで美しいハーモニーが迫ってくるし、この構成で演歌に挑むというコンセプトは面白い。 水雲のホームページ(HP)に「演歌の新しい境地に挑戦」とあったが、これまで聴いたことのないタイプの音楽と出合えて、新鮮な刺激をもらった。 番組中では、にぎやかな1曲目の「泣いちゃえ渡り鳥」から、一転して「与作」のアカペラ、カーペンターズの「青春の輝き」をしっとりと聴かせる。 演歌はもとよりあらゆるジャンルへのアプローチが可能で、今後の活躍が楽しみ。 ぜひ表舞台に出てきてほしいグループだと感じた。 しかしながら、「水雲」のコアなファンはともかく、一つのラジオ番組として、この回を始めて聴いたリスナーには、いくつもの「?」を抱かせたのではないか。 身内話、楽屋落ち的な箇所が目立ち、知らないことへのフラストレーションがたまるように感じる。 「与作」のアカペラの後、一つ一つの曲を「歌いながら試行錯誤し、作り上げていく」というトークで、唐突に「水森先生が…」というワード。 HPを見て、3人が作曲家・水森英夫氏の門下であることがわかった。 毎回聴いていると自然な流れなのかもしれないが、初めて聴いたリスナーには誰のことかわからない。 「私たちの師匠である作曲家の水森英夫先生」などと、ちょっとしたフォローの説明を入れるだけでも伝わり方が変わるのではないか。 同様に、NEKOさんが、「男はつらいよ」を「ライブで寅さん姿で歌いたい」という話をしているとき、「マリエダさん(?)に怒られそうですけど…」と話していたが、「マリエダさんって誰?」との疑問。 「青春の輝き」の後、NAOさんが「私とAKANEちゃんがハモりをやるのが新鮮」と話していたが、一般リスナーは、水雲メンバーの担当パートを知らない。 これも、ちょっとしたフォローの説明があればと感じた。 ファンだけを対象にした放送ならいいのかもしれないが、不特定多数の一般リスナーを対象にしたラジオ番組としては、改良してほしい点が随所にあった。 「ひとりごとコーナー」で、米国出身のNEKOさんが、日本語の接頭語「お」と「ご」の使い分けが難しいと話していたのはなるほどと面白かったが、ほかにトークで印象に残る箇所は少なかった。 歌手として期待するところが大きいだけに、さまざまな人が聴いて楽しい、入りこめるような番組へとブラッシュアップしていってほしい。 今後の飛躍を期待します。

委員 「本格派演歌ガールズグループ」のトークには、期待せずに聞き始めたが、約30分間、十分に楽しく聞かせてもらった。 まず、歌が上手くて楽しい。特に「痛快!弁天小僧」では、こんな歌になるのかという新しいものに触れた驚きがあった。 トークでは、個性の違う3人が音楽を軸にお互いの価値を認め合っていると感じた。 音楽に取り組み、いいものにしていこうという皆の思いが伝わってくる。 何気ない話でも、調和がとれているように聞こえるのは、それぞれが真面目に歌に向き合う姿勢と、3人で歌を磨き上げていく普段からの協調性の賜物かと思う。 音楽以外に深い印象が残る番組ではないが、水雲が自分たちの曲の良さを伝えることができるいい番組だと思った。

委員 番組全体を通して聴いてみて「水雲」自体のPR要素が低いのではないか、と感じました。 番組冒頭で、3人の名前とグループ名を言うだけで終わっていますが、もう少し具体的にどんな歌をうたうグループで、それぞれメンバーの特徴と、30分がどんな番組なのかを説明する、毎回お決まりで流れる説明があってもいいのではと感じました。 始めて聴く人や、何回か聴いた人にも番組と水雲の印象を残せるのではないでしょうか。 カーペンターズのカバー曲を放送していましたが、自分たちのカバーアルバムに収録されたカバー曲である、という説明があいまいでした。 歌もうまく声もそっくりなので、カーペンターズが歌っているのか勘違いしてしまうほどでした。 もっとはっきりカバー曲であることを伝えていれば、心構えて聞くことができたし、感動もできたように思います。 非常にもったいないと思いました。「何月何日、○○レコードから発売されたアルバム「□□□□□□□」。定価xxx円で△△△△や◇◇◇◇でも配信中です」くらい言ってもいいと思いましたし、リスナーにとっても大事な情報だと思います。 フリートーク部分も、なんとなく3人だけがわかるニュアンスの会話が多い印象です。 3人だけで納得してその話題が終わる、というようなパターンが気になりました。 すごく歌がうまい3人で、個性もあるし、若くて勢いもあると思います。 これからという3人なのでもっとPRしてあげて欲しいと思いました。 正直ラジオのパーソナリティは相当力量がいるものですし、3人だけで30分はうまくPRしきれていない気がしました。 彼女たちは歌手ですし、パーソナリティとしての力量を求めるのは酷な様に思います。 彼女たちの個性をうまくひきだしてあげられるアシスタントを一人いれる、または3人のうち、だれか一人が仕切り役になる、などをして迫力ある歌とフリートークの可愛らしさのギャップをもっと引き出してあげて欲しいです。 彼女たちが紅白で歌っている姿を拝見することを楽しみにしています。

委員 水雲というグループについて “本格派演歌ガールズグループ”水雲―MIZMO-というグループを知りませんでした。 Googleで検索して、3人のそれぞれの履歴に驚きました。 ヒット曲ありき、あるいはアイドル路線の強い日本の歌謡界に一撃を与える存在になることを期待したいです。 AKBに代表されるような「誰が誰かよくわからない」(笑)グループと違って、一人一人がとても個性的で、これからどんな成長をするのかとても楽しみです。 武蔵野音楽大学の声楽科を卒業した本格派のNAOは高音担当。 主旋律を担当のAKANEはNHK歌番組にてチャンピオンになった来歴。 アメリカ出身のNEKOは低音担当で、アメリカの大学から早稲田大学に留学したという経歴。 この3人を見つけ、水雲-MIZMO-を作ったという水森英夫の経歴を調べてまた勉強になりました。 歌手としての履歴より、作曲者であり、新人を見つけてそれを育てることに才能を発揮している人なのですね。 知らないのは私だけで、音楽業界では当たりまえのことなのかもしれませんが。 番組について 最初のころの放送で、3人のプロフィールなどは既に紹介済なのでしょうか? しかし番組は都度都度、新しいリスナーが増えるわけですから、ちょくちょく自分たちの自己紹介的なものがあってもいいのではないでしょうか? 紹介するに足る履歴です。

委員 2013年に結成されたユニット。歌唱力抜群という言葉に嘘はない。 『泣いちゃえ渡り鳥』はAKANEさんが“こぶし”を自在に駆使して歌い、NAOさんとNEKOさんのハーモニーも心地良く響く。 『与作』をアカペラで歌ったあとに、この曲について分析しており、アレンジの苦労話など面白い。 持ち歌に関する彼女たちの気構えも感じられた。 カーペンターズの名曲『青春の輝き』は、アメリカ出身のNEKOさんのストレートな歌声が、演歌の多い中では(当然だが)、新鮮に聞こえた。 「ヒーリング効果があるねえ」というNAOさんの言葉にも自然に頷ける。 メッセージ紹介は、ファンとの交流を図るものだ。コスプレを試そうという話題も出てくるなど、全体的にバラエティーに富んだ番組構成になっている。 気になったのは、三人の和気あいあいとしたトークの中で、笑い声が時々耳障りだったことくらい。 この日、NEKOさんが担当した“ひとりごとコーナー”は、日本語の敬語について、難しいという切実な思いが伝わった。 「ポケモンゴー」を「親御さん」などのゴの音と混同してみせたユーモアのセンスが光っていた。

委員 それぞれ個性の違ったトリオが受け持つこの番組はとてもいい。新人演歌歌手が歌う演歌、歌謡曲、ポップス、とボーダレスのジャンルに分け入って歌う素晴らしいハーモニーに思わず聞き入ってしまった。 新人らしからぬ落ち着いたトークにも可能性を感じたユニークさで、老若男女が楽しめる肩がこらない番組になっている。 新曲紹介コーナーは水雲-MIZMO-のものかはわからないが「イマうた」のタイトルどおりのものならば楽しみだ。 ひとりごとコーナーも他の回はわからないが、この回は日本語のむつかしさを悩むNEKOさんのことがよくわかって楽しんだ。

社側 貴重なご意見、ありがとうございました。

7. 審議会の答申又は改善意見に対してとった措置および年月日
なし
8. 審議会の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその公表内容・方法
及び年月日
・ 「番組審議会だより」 (第628回大阪放送番組審議会議事録の要約)
・ 「愛してラジオ大阪」内で放送
  放送日 令和2年 7月 22日(水)23時20分~23時30分
・ 「番組審議会だより」 (第628回大阪放送番組審議会議事録)
  ラジオ大阪ホームページ(http://www.obc1314.co.jp)に掲載
・番組審議会の議事録の原本は事務局立ち会いのもと閲覧に応じる。
 
以 上