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[第627回 大阪放送番組審議会議事録]

 
1. 開催日時 新型コロナウイルスの感染リスクを避けるため、会議室での審議を止め、委員全員に書面参加で対応してもらった。
書面提出の期日を令和2年5月28日(木)とした。
2. 開催場所 上記参照
3. 委員の出欠
委員の総数 6名
※新型コロナウイルスの感染リスクを避けるため書面参加で対応
 
書面参加の総数 6名
書面参加委員の氏名 成瀬國晴 河内厚郎
たつみ都志 鎌田雅子
萩原章男 内田 透
4. 議題
1)番組審議 『 藤川貴央のDMZ(ディープミュージックゾーン) 』
2)その他
 
5. 議事の概要
議題1)『 藤川貴央のDMZ(ディープミュージックゾーン) 』について、番組の企画意図、内容の資料をご覧のうえ、番組を聴取してもらい、書面でご意見を提出してもらった。
 
6. 審議内容
社側 <番組概要・資料を送付>
<企画意図>「おとなの部屋にはこんなアルバムが一枚あってもいいんじゃないか!」。 音楽が生活に潤いを与えてくれます。 クレバーなあなたにはきっとわかって頂けるはず。 ジャンルにこだわらず素敵な音楽をお贈りする番組です。 アーティスト特集、リクエスト特集、企画ものなど、毎週テーマによって構成が変わります。 <番組内容>今回の放送は、朱里エイコの音源を主に2枚のアルバムからセレクトしました。 前半は、ポールアンカ作品を集めたアルバムから。 後半はバレンタインデー前日の放送にあわせて、ライブアルバムを独自編集した物でショーの雰囲気を味わって頂く構成にしています。 放送時間:毎週木曜日22:00~22:59 ※審議用CDは2020年2月14日(木)放送分です。 放送形式:録音番組出演者:藤川貴央アナウンサー

委員 <各委員の書面でのご意見>
聴き終わって「得をした」と感じる素晴らしい番組だった。 朱里エイコを取り上げたこの回だけが特別よかったのかと思い、5月14日放送の小川知子特集も聴いてみたが、個人的感想として、朱里エイコ特集の回には及ばないものの、聴き心地がいい内容だった。 総じてアーティストへの愛、リスペクトがくみ取れる番組、特集されたアーティストについて思わずググりたくなる(検索してみたくなる)番組だと感じる。 朱里エイコのドラマティックな半生をたどる形での構成がいい。 朱里エイコという歌手についてよく知らなかったが、文字通り日本人離れしたパワフルな歌声にまず引き込まれ、日本国内では不遇だったものの、米国に生きる境地を求め、異国でスポットライトを浴びたたくましさを、一人の日本人として誇らしく思った。 ポール・アンカらが絶賛したという歌声は全く古さを感じさせない。 レコード特有の「プチ、プチ」というノイズがかえって心地よかった。 過去の放送リストを見ると、洋楽やジャズ、フォークやロック、ニューウェーブ、昭和歌謡、演歌など、ジャンルは多岐にわたっており、融通無碍な自由さを感じる。 「ポールさん大集合!」「恐怖映画の音楽」といった変わり種も楽しく、聴いてみたいと感じる。 あえて言えば、当該回では朱里エイコに関する紹介の流れが早く、聴き直さないとわからないところが随所にあり、もう少しテンポや構成を工夫してもらえたらと感じた。 また、これは小川知子の回で特に感じたが、リスナーが時代と重ねるためにも、曲の発表年は必ず入れてほしい。 あと、藤川アナウンサーには申し訳ないが、フリートークのコーナーは、閑話休題的なアクセントとしても、全体の流れからみて少し調子はずれな感じを受けた。 ただ、こうした点があるにせよ、素晴らしい番組だという受け止めに変わりはないし、いい機会をいただいたと感じた。

委員 朱里エイコさんは、名前は知っていたが曲とつながるイメージはなかった。 声がのびやかで、迫力もあり、可愛さもある素晴らしい歌手だと感じた。 番組では、1970年台はヒット曲重視という解説があったが、確かにかぐや姫、井上陽水などのコンテンポラリーなフォークソングや山口百恵、キャンディーズなどのアイドルが登場し、洋楽でもカーペンターズやアバといった海外ミュージシャンの最新の楽曲がランキング入りする時代であった。 新しい音楽文化が生活に一気に広まったなかで、実力はあってもヒット曲に恵まれないという不運が惜しまれる。 番組としては、少し時代感の説明があっても良かったと思う。 今回の番組は、ひとりの歌手の半生を紹介しつつ、音楽をたっぷり聴くという構成である。 何より、朱里エイコさんの実力、音楽の良さを伝えようという番組作りの姿勢が心地良い。 歌手のうまさに、丁寧に説明された背景を重ね合わせることで、いい音楽を知り、聴いたという満足感が高まる。 アルバムとライブで同じ曲がかかるが、ライブで歌う場面では、すっかり雰囲気が変わっており楽しめた。 藤川アナウンサーの上品な大阪弁は、ラジオならでは。 これからも残して欲しい大阪の文化だと感じるくらいに好感がもてた。 歌手の紹介は比較的淡々としているが、漫談のコーナーでは熱が入る。 内容はともかくとして、一時間の思いのこもった音楽番組のなかで、ふっと流れを変えるいいコーナーになっていると思う。

委員 今回の番組で「朱里エイコ」という歌手がいたことをはじめて知りました。 こんなに素敵な歌手がいたことを知れたことはとても良かったです。 ラストのラスベガスショーのライブ音源があったことで、より朱里エイコさんのエンターティナーとしての完成度の高さ、魅力が存分に味わえることができました。 もっと、朱里エイコさんの話や曲を聞きたかったくらいで、時間が足りないと思いました。 思わずアルバムを購入してしまいました。 一人の人に焦点をあて、掘り下げた番組作りは素晴らしいと思います。 また、今回以外の放送回も、興味深いラインナップで、音楽に精通した方のもと、この番組ができていると感じました。 歴史に埋もれ、数々の歌や歌手を発掘・紹介し、そのすばらしさをリスナーに届けることができている、とても意義のある番組だと思います。 パーソナリティの藤川さんには、音楽番組としての藤川さんのカラーをもっと出して欲しい気がしました。 朱里エイコさんのストーリーから急に藤川さんのエピソードトークにはいるのですが、音楽と関係のない「サラリーマンあるある」の話は必要がない気がしました。 ここは音楽の話で藤川節を発揮してもらえたら、音楽好きのリスナーの藤川ファンが増えると思います。 もっと藤川さんの歌手に対する思い入れや聴きどころポイント、裏話などを盛り込んでもらいたいです。 できればその歌手の詳しい人(研究している人など)を取材したり、あるいは出演してもらい、もっと深いところまで引き出してほしいと感じました。 あと、藤川さんおすすめの曲「ケンちゃん」を紹介していましたが、紹介するのであればちゃんと曲を流して欲しかったです。 大人ための音楽番組として完成された番組です。 新たな「発見」を与えてもらうのを楽しみに、これからはリスナーとして聴かせていただきます。

委員 <総論>
藤川さんという8年目のアナウンサーの方は、どういうキャラで通すつもりなのでしょうか?知性?茶目?押しの強さ?聞いていて、よくわかりませんでした。 自分のカラーというかキャラを決めた方がいいのではないでしょうか? 個人的には、この番組では「癒されキャラ」であってほしいです。 番組全体としては、毎回何を特集するかは異なるみたいですが、今回はアーティスト特集で「朱里エイコ」を取り上げたのですね。 時間もたっぷりあって曲がたくさん聞けて大変贅沢な時間を過ごすことが出来ました。 <過去の放送リスト>を拝見しましたが、どれも興味ぶかく、このすべてを収録したDVDがあれば購入したい、と思いました。 【朱里エイコの特集】朱里エイコの名前も曲も知っていましたが、忘れていたので、とても懐かしく、その歌唱力に久しぶりに酔いました。 なるほどこれが副題の「おとなの部屋にはこんなアルバムが一枚あってもいいんじゃないか!」ということなのですね。 これを機会に、朱里エイコを調べてみて、彼女のアメリカでの栄光と日本での不運を知りました。なかなか興味深かったです。 ただ、藤川さんの「朱里エイコ」の紹介は、表面的で、もう少し「とっておきの話」のようなものが欲しかった。 【フリートークコーナー】これ、漫談なのでしょうか?全然笑えないです。間が悪いのか? 【ラスベガスライブ音源】臨場感があって、とてもよかったです。時間もたっぷりあり、朱里エイコを満喫できて、素晴らしい。

委員 ディレクターの独自編集による選曲はよかった。 60年代~70年代の朱里エイコのアメリカでの経歴を知らなかったので、あらためて認識したのは、圧倒的な歌唱力である。 かなり力量のある歌手でないと番組の1時間の長さはもたないであろう。 ポール・アンカから曲をプレゼントされたり、リンゴ・スターから誘いがあったりしたとのエピソードには驚いた。 後半生の悲劇はよく知らなかったので、胸に応えた。 「のびやかで、繊細で、透き通っていて」は至言であろう。 歌に関して辛口の意見をいうと、天才的な歌唱力だが、微妙に音程がずれるのは気になった。 いまラジオが見直されているという。 景気の悪いときは「語り芸」のよさが再び注目されるようだが、番組の冒頭部分で言う「クレバーな貴方に贈る」はちょっと気恥ずかしい。 ひとりでボケて、つっこんで……聞くほうは疲れる面があった。 芸人ではないので、自然体でもよかったのでは。 21日の水原弘の放送を聞いてみたが、選曲の工夫がここにも感じられた。 「大人の部屋にはこんなアルバムが一枚あっていいんじゃないか」という番組のテーマは利いていると思った。

委員 木曜日夜22時からの1時間にわたる音楽番組は眠る前の良質の睡眠薬だ。 コロナ自粛でラジオが見直されている中なおさらのことで余計なおしゃべりはいらない。 この番組の過去の放送リストを見るとジャズから演歌、ポップス、歌謡曲、クラシックまで幅広いジャンルが並んでいる。 それぞれの日によってリスナーの好みがあるだろうからすべてを聴取するとはいかないと思うが、藤川アナが言うように大人の音楽として好みで楽しめば良いと言う、まぁ融通性があるあなた任せの番組だ。 聴きながらリスナーからのツイートもあるし#dnz1314を利用する人もあるから若い人向きだと思えなくもないが聴取だけなら高齢者でも充分だ。 「竹村健一」「岡晴夫」「越路吹雪」「石原裕次郎・渡哲也」など彼らには嬉しいものも並んでいる。 今回の朱里エイコは、プロフィールもありがたいしポール・アンカとのエピソードに加えた45年前ラスベガスでの音源は彼女のショービジネスの模様がわかって圧巻だった。 チャップリン映画のスマイル、さくらさくらから追憶へのメドレー、フィーリング、マイウェイまではたっぷりだったし、このコンサートでの曲紹介を後で藤川アナがやったのは大切なことだった。 ただフリートークコーナーでの話せない話はリスナーには不満が残っただろう。 このコーナーも流れの中では大切にしてほしい。 45年前のラスベガスショーがバレンタインデーだったところからこの日の放送を朱里エイコにしたのかはわからないが、これは正解だったと思う。

社側 貴重なご意見、ありがとうございました。  

7. 審議会の答申又は改善意見に対してとった措置および年月日
なし
8. 審議会の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその公表内容・方法
及び年月日
・ 「番組審議会だより」 (第627回大阪放送番組審議会議事録の要約)
・ 「愛してラジオ大阪」内で放送
  放送日 令和2年 6月 24日(水)23時20分~23時30分
・ 「番組審議会だより」 (第627回大阪放送番組審議会議事録)
  ラジオ大阪ホームページ(http://www.obc1314.co.jp)に掲載
・番組審議会の議事録の原本は事務局立ち会いのもと閲覧に応じる。
 
以 上