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[第598回 大阪放送番組審議会議事録]

          
1. 開催日時 平成29年6月30日(金)午後2時00分~3時00分
2. 開催場所 ラジオ大阪役員会議室
3. 委員の出欠
   
委員の総数 7名
出席委員数 7名
出席委員の氏名 井上宏 成瀬國晴
河内厚郎 萩原章男
鎌田雅子
たつみ都志 (書面参加)
堀川晶伸 (書面参加)
放送事業者側
出席者の氏名
吉田禎宏 城康博
上野慶子 藤野浩史
4. 議     題
1)平成29年度番組審議委員委嘱について
2)番組審議『近兼拓史のウィークリー・ワールド・ニュース』
3)その他  
 
5. 議事の概要
議題2)について
『近兼拓史のウィークリー・ワールド・ニュース』について番組の企画意図と内容を説明し、番組を聴取した後審議に入った。
 
6. 審 議 内 容
社側 『近兼拓史のウィークリー・ワールド・ニュース』は、2014年7月にスタートし、毎週月曜日24:00~24:30に各社の提供で放送している30分番組。 1976年、アメリカで創刊した「世界で唯一信用できるニュース」のキャッチフレーズでおなじみの全米人気ナンバーワンのタブロイド誌「ウィークリー・ワールド・ニュース」のジャパン編集長であり、 東スポ一面の仰天記事や、週刊プレイボーイの超絶レポート記事などのライター、ジェネリック家電推進委員会会長、映画監督、マルチメディアプロデューサーなど、多彩な活動をしているパーソナリティー近兼拓史と、 現役高校生のアシスタント古和咲紀の2人でお送りしている。

委員 大変楽しく聞かせていただいた。「ぶっ飛んだニュース」らしく「遊びごころ」満載で、深夜番組にはふさわしいだろうと思う。私にはあまり興味のないジャンルではあるが、この世界を好きな人には楽しいだろうと思われる。 4つのCMも面白かった。パーソナリティーの近兼さんは、優しい声の割にはとぼけた味で、真面目にSFっぽい「物語」を話すのが面白い。エピソードの語り口もくどすぎず、淡々としながら臨場感があり、構成もうまい。 エイリアンと「汚染された人間」の話もなかなか説得力があった。ただ「~ですね」というフレーズを繰り返す口癖があるのは残念だ。またアシスタントの古和さんは、16歳とは思えない力量だと思う。 一本調子ではない個性的でさわやかなやりとりで、近兼さんとよく一緒に仕事をされているせいだろうか、合いの手もさることながら声質の相性が抜群である。最近のタレントにありがちな「可愛いお馬鹿さん」ではない、 可能性を感じる語り口だと思う。また声が澄んでいて素晴らしい。

委員 CDを聴いて、とても「手がかかっている」番組だと感じた。一つ一つのコーナーは、近兼さんと古和さんのやりとりも含めた構成が非常に丁寧に作られており、選曲やCMとのつながりまで配慮されていることがうかがえ、 とても聴きやすく、きっちりと考えられていると思う。ただ残念なのは、「ウィークリー・ワールド・ニュース」と「レジェンドSFスタディ」と「ジェネリック家電コーナー」という3つのコーナーが、それぞれあまりにも内容が違うため、 結果として「こういう番組だ」と一言で説明しにくい番組になってしまっている点である。新聞記者である私の仕事になぞらえて言うと「見出しがとりにくい」番組という印象かもしれない。 さらに言えば、どのコーナーも言葉だけで説明するのは若干難しく、視覚情報で補った方が良いテーマを扱っている点も、ラジオ番組単体としては少し気になった。私はCDを視聴後、番組のHPを見たのだが、そこで初めてこの番組の面白さを本当に味わうことができた気がした。 「近兼さんはこういうキャリアで、こんなにも多彩な活躍をしている人」「このコーナーはこれまでこんな内容を取り上げてきた」という“知識”を、ある程度まとめて文章や写真で把握しないと、この番組の面白さは100%楽しむことができない気がする。 そういう意味で、HPのアーカイブをもう少し増やした上で、ラジオ番組の中でも積極的にHPの存在をアピールするなどして、「双方向」の流れを作ることで、視聴者がもっとこの番組の魅力を味わえるようにする工夫があればよいのではないかと感じた。 扱っているコーナーはいわゆるサブカルチャー色が強く、ネットユーザーにも興味をもたれるはずなので、充実させたHPを窓口により多くのリスナーを呼び込むことも可能なのではと思う。

委員 少しまじめすぎる印象を受けた。大人の近兼さんが、子どもの古和さんにあたかも本当のことを聞かせているような形になってしまっている。こういったオカルト的な内容を取り上げる際は、信じている人だけでなく、そういうものに対して半信半疑という立場の人もいた方が良いと思う。 そして、面白おかしくバラエティーのような雰囲気にしてみたらどうだろうか。またCMや曲が突然入ってくるのが気になった。もう少し区切りを分かりやすくした方が聴きやすいと思う。コーナーで「はじめ人間ギャートルズ」が取り上げられていたが、もっと掘り下げて紹介し、懐かしさを強調しても良いと思った。 全体として取り扱っているテーマは面白いが、オカルト好きとしては少し物足りなさを感じた。

委員 宇宙や未知の生物などに対して、期待感を抱いていた子どもの頃のことを思い出させてくれる番組だった。ただそうした未知の生物などは、ビジュアルが気になる内容であるため、ラジオよりは読み物向けのような気もする。また、どの世代を対象に作られているのかが気になった。 番組で取り上げられたジェネリック家電については、この番組を聴くまで知らなかったのだが、目の付け所がよく、先見の明があると思う。全体として、もっとツッコミを入れながら話を進めると、より面白くなるのではないだろうか。

委員 ボサノバなど、選曲がなつかしかった。パーソナリティーに関して、近兼さんは語り口がソフトで聴きやすく、古和さんは、あどけなさがあるが、間がよい。扱っているのは不思議な内容の話ではあるが、試聴した内容の程度ではありふれたネタだと思うので、近兼さんならもっと他に新鮮なネタを持っているのではないかと思った。 またCMの出し方や大統領選の話など、流れや前後関係がつかみにくいものがいくつかあったのは残念だ。ただ全体として聴きやすい番組ではあるので、今後よりよくなる可能性を秘めていると思う。

委員 古和さんは、自然体で一生懸命な感じが良い。近兼さんはソフトな話し方が聴きやすく、また話が曲などで前後半に分かれてしまう時に、後半できちんと前半部分のあらすじを説明していたのがさすがだと思った。 2人の年齢差が40歳くらいあるということで、親子のような感覚で聴いてはいたが、少しなれ合いすぎているように聴こえる部分があるのが気になった。全体として一貫性がないような気はしたが、パーソナリティーの人選も番組内容も新鮮であり、この時間帯でこの長さで放送される番組としては良いと思う。

委員 メインストリートなものでない、いわゆるサブカルチャー的な話題を取り扱っていて面白い。ジェネリック家電という目の付け所も面白いと思う。一見、一貫性がないようにも思えるが、どのコーナーも中心から少し外れたポジションの話題であるという点での一貫性、テーマ性はあるのではないだろうか。 この時間帯だからこそ近兼さんの才能が活かせると思うので、もっと番組の意図をはっきりと示していってもよいのではと思う。ただ、近兼さんが過去の政治的話題などを古和さんへ度々「知っていますか?」と尋ねるのは、当然知っているはずのない16歳の子に対する質問としては、少しきつく聞こえた。 また古和さんは素直でとても良い受け答えをしているが、16歳なりの感性で近兼さんに対して反対意見を返してもいいのではないかと思う。今、科学が目覚ましく進化しているが、一方ですべてが明らかになるわけではないという意味で、未確認生物などの謎を取り上げていくことも面白いし大切だと思うので、 2人の対話を工夫したり、HPとラジオを連動させたりしてより良い番組にしていってほしい。

社側 貴重なご意見、ありがとうございました。

7. 審議会の答申又は改善意見に対してとった措置および年月日
なし
8. 審議会の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその公表内容・方法
及び年月日
・ 「番組審議会だより」 (第598回大阪放送番組審議会議事録の要約)
・ 「愛してラジオ大阪」内で放送
       放送日  平成29年 7月29日(土)28時15分~28時30分
・ 「番組審議会だより」 (第598回大阪放送番組審議会議事録)
ラジオ大阪ホームページ(http://www.obc1314.co.jp)に掲載
・番組審議会の議事録の原本は事務局立ち会いのもと閲覧に応じる。
 
以    上