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[第597回 大阪放送番組審議会議事録]

          
1. 開催日時 平成29年5月26日(金)午後2時00分~3時30分
2. 開催場所 ラジオ大阪役員会議室
3. 委員の出欠
   
委員の総数 7名
出席委員数 7名
出席委員の氏名 井上宏 成瀬國晴
河内厚郎 萩原章男
たつみ都志
堀川晶伸 (書面参加)
鎌田雅子 (書面参加)
放送事業者側
出席者の氏名
吉田禎宏 城康博
上野慶子 藤野浩史
4. 議     題
1)番組審議 『山下純一のバリアフリーFUNK』
 
5. 議事の概要
議題1)について
『山下純一のバリアフリーFUNK』を審議しました。  
 
6. 審 議 内 容
社側 盲目で車椅子のミュージシャン、山下純一がパーソナリティを務める毎週土曜日の深夜28時00分~28時15分放送の15分番組。 障がい者の番組というと、ともすると固くなりがちだが自身の活動や日常生活を通して障がい者と健常者の視点の違いや、障がい者ならではの困りごとや失敗談を堅苦しさを取り払い面白おかしく話している。 障がい者と健常者のバリアフリーだけでなく、一言で障がい者と言ってもいろいろな障がいがあるのだから、お互いの障がいをもっと知るべきだと、障がい者同士のバリアフリーについても自然な言葉で問題提起している。
委員 2年目を迎えた番組ということだが、放送時間帯が変ったせいなのか聴かせてもらった4回のすべてにどこか戸惑いながらも、楽しんで前向きに番組を進めていこうという熱意が感じられ、 山下さんの型にはまらないスタイルと合わさって、とても好印象を受けた。聴く人によっては、山下さんのキャラクターはあくが強いと感じる人もいるかもしれないと思う。 「一人ノリツッコミ」の部分があったり、考えていることを遠慮なくズバリと言い切ったりと誤解を受ける部分もあるかもしれないが、聴けば聴くほど、本質的にはサービス精神にあふれ、かつまじめな人なのだと思った。 ミュージシャンをされているからなのか、録音といいながらも番組からはひしひしと「ライブ感」が伝わって来る。自分の言葉に触発されて、次の言葉がすぐに飛び出してくるところが、山下さんの語りの魅力ではないだろうか。 声にも芯がありはっきりしていてとても聞きやすいと感じた。ただ第2回のように相手がある対話でも、ポイントをはずさずにどんどん会話が進んでいく面白さもあるので、できればゲストが登場する回もあってもよいのではないかという気がした。 内容については、自身の障がいをごく自然体で語っているためどの回も「地に足がついた」印象を受けた。桜からミサイルに話が変り、そこから宅配便になり、最後に平和にまでつながっていった第3回は、 すべて自分の「目が見えない」部分にしっかり引き付けて語っていたため、とても説得力があり、はっとさせられた。ぜひ今後も、良い意味で「型にはまらない」番組の魅力を保ち続けていって欲しいと思う。
委員 山下さんのことは知らなかったのですが、明るくハキハキしていて面白く、声も聞きやすく気取らない感じにとても好感が持てた。山下さんは障がいの有無に関係なくパーソナリティとしての資質が大いにあり、 身近な話をおもしろ可笑しく話をされていて、かなりの力量がある方だと思った。障がい者が抱えている日常の問題をまったく重い感じでなくさらっと話をして、こちらもまったく身構えすることなく聞き入ってしまう。 「目に言えなくとも桜を愛でることができる」という話から、「北朝鮮の危機問題」に変わるなど、話のテンポが早く今の時代に合っている感じがした。特に、最後のNHK番組「バリバラ」の話はかなり面白かった。 私が感じていたことをそのままズバリ言ってくれていたので気持ち良かった。物事を客観的に見ていて、障がい者・健常者どちらの立場でもなく、山下さんとして話をされているところがとても聞きやすい。 違和感がなく障がい者の方が抱えている話などもすんなり入ってきた。山下さんのソウルフルな歌も良かった。毎回、ご自身の曲を流してもいいのではと思った。もっと聞いてみたい。 午前4時という時間帯にしたのはなぜか?番組自体とてもいい番組だと思うし、若い人に受け入れられる番組内容だと思う。山下さんのことを知らない人にまず知ってもらいたいので、もっと早い時間帯に放送してほしいと思った。 そして15分というのも短いと思う。最後に、お便りの代読をなぜわざわざボイスチャンジしたのかが気になった。ボイスチェンジは聴かれたらまずい話を匿名でしているような、あまりよくない印象を受けた。 ここはディレクターの声そのままか、アナウンサーさんに読んでもらいたい。もしくは、お便りを点字にしてご本人に読んでもらうとかにしてはどうかと思った。
社側 放送時間が土曜日の深夜なのは空き枠の都合である。お手紙の読み上げの声をボイスチェンジャーにしているのは、演出上の事であると思う。
委員 非常に個性のあるパーソナリティで立派だ。漫才師や落語家のような話ぶりで豪放磊落。言いたいことを言っても最後はつじつまが合う。声が良く、明るく、感動が伝わってくる。朝や昼などの他の時間帯に出演したらどうだろうか、と期待する。 NHKの番組の話はすごかった。山下さんの真骨頂を聞けたと感じた。障がい者自身が元気付けられる番組だ。これからも続けていって欲しい。
委員 番組の狙いが成功していると思う。一人のりになるのは仕方がないことだろう。もっと表に出て欲しい人だ。山下さんは個々の事は見えないから質問するしかないが、においや手触りなどから情報を得て全体を把握したい、知りたいという意欲の強い方だと感じた。 そのことそのものが新鮮だった。音楽は少し古いタイプだが、今の若い人には新鮮かもしれない。いろんな可能性を秘めていると思う。今どきこんなキャラが残っていたか、という印象を受けた。
委員 番組を聴いて新鮮に感じた。20年ほど前に盲人の方にインタビューをした事があり、トイレ掃除の後、綺麗になったかを確認するために手で触っているという話を聞いて驚いた経験がある。山下さんは底抜けに明るいしゃべりをしているが、 盲目で車椅子という障がいを持っている山下さんが、独身なのかどうか、どのように生活をしているのか、という部分も女性目線で気になった。そうした実生活の話があると、介護や障がい者の生活をヘルプするという部分の問題もあぶり出されていくのではないか。
委員 山下さんは自分で語りそして笑って、という部分がとても良いと感じた。番組は毎回構成が違うが安定している。何よりも明るくてたくましい話しぶりが魅力的だ。楽しむ姿が素晴らしい。香水の失敗談や桜の話、薬の話も印象的だった。 常備薬を持っていないとたいへんだ、という話は障がい者としてシビアだと感じた。辛口の表現もあるが、複数回番組を聴いているうちに山下さんの個性も理解出来てくるので、共感できて納得感がある。
委員 山下さんというパーソナリティに好印象を持った。ゲストなどへの応対もよく出来ている。大阪弁が良い。臭覚の話、香水の話からは、障がい者に限らず、健常者でも見えない見えていない世界があると感じた。 普通の生活の中では意識していない感覚の世界を聞かせてくれたと感じた。山下さんのような方をパーソナリティに起用してチャレンジしているような感じを受けた。“全盲で車椅子の・・”という自己紹介を毎回コメントしているが、何度も必ず言わないといけないのか気になった。 山下さんは途中失明されているが、途中失明の方が感じる世界の様子をもっと垣間見せてくれるとよいと思った。
社側 貴重なご意見、ありがとうございました。

7. 審議会の答申又は改善意見に対してとった措置および年月日
なし
8. 審議会の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその公表内容・方法
及び年月日
・ 「番組審議会だより」 (第597回大阪放送番組審議会議事録の要約)
・ 「愛してラジオ大阪」内で放送
       放送日  平成29年6月24日(土)28時15分~28時30分
・ 「番組審議会だより」 (第597回大阪放送番組審議会議事録)
ラジオ大阪ホームページ(http://www.obc1314.co.jp)に掲載
・番組審議会の議事録の原本は事務局立ち会いのもと閲覧に応じる。
 
以    上