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[第586回 大阪放送番組審議会議事録]

          
1. 開催日時 平成28年4月18日(月)午後2時00分~3時00分
2. 開催場所 ラジオ大阪役員会議室
3. 委員の出欠
         
委員の総数 8名
出席委員数 8名
出席委員の氏名 井上宏 成瀬國晴
大橋一仁 岡田邦夫
鎌田雅子 原恭
河内厚郎 (書面参加)
たつみ都志 (書面参加)
放送事業者側
出席者の氏名
徳永正明 吉田禎宏
上野慶子 金山彰夫
4. 議     題
1)番組審議『サタオビ』
2)その他
 
5. 議事の概要
議題1)について
『サタオビ』について番組の企画意図と内容を説明し、番組を聴取した後審議に入った。
 
6. 審 議 内 容
社側 毎週土曜の朝9時5分から10時30分に生放送している情報ワイド番組。土曜日の朝、週末のスタートにちょっとお得で ためになる情報をJ-POPを中心とした音楽を交えてお送りしている。2015年10月に放送をスタートし、番組の ターゲットは30代~の若い世代を中心としている。メインパーソナリティーはテレビ出演やミュージシャンとしても 活動しているたつをさん、アシスタントは藤原茉央さんが務めている。主なコーナーは、その日の朝刊やスポーツ新聞から 気になったトピックスを紹介する「ペーパーノイズ」、毎週番組が発表するテーマをリスナーに二者択一で投票してもらう 「サタオAサタオB」、リスナーからの法律相談に対する回答を弁護士の相馬達雄さんに答えてもらう「なにわの法律相談! もしもし相馬達雄です」など。

委員 パーソナリティーの話し方や話題、ノリを聞くと30歳代以下が対象だろうと思う。全体的には「軽率なAトーン」と 「重厚なBトーン」に分かれ、Bトーンは面白かったが、Aトーンはいまひとつだ。例えば、「ペーパーノイズ」はBトーンであり、 話題に取り上げた睡眠は身近なテーマなので面白いと思う。しかし、経営者と一般会社員というありきたりな切り口でそれに対する コメントもアバウト過ぎるような気がした。岩手県大槌町の被災地を訪問した話はパーソナリティーのたつをさんならではの話題で 感動した。また、「なにわの法律相談」は全体のトーンの中で違和感があるくらい重い話題や相馬先生のコメントがあってとても面白く、 もっと聞きたいと感じた。

委員 陽気でノリの良いおしゃべりだとは思ったが、最初は集中して聴かないと番組内容がなかなか耳に入ってこなかった。東北の被災地で 聞いた地元の声など実感がこもり、看護師の資格を所有していることなどたつをさんのプロフィールを知るにつれ、だんだんと番組に 引き込まれていった。たつをさんは、騒々しく喋っていながらも押し付けがましさが感じられないので好感が持てる。また、アシスタントの 藤原さんのよく笑うお喋りについては人によって意見が分かれるかもしれないが、聴いているうちに慣れていった。また、「なにわの法律相談」の 相馬先生は最初に誰か噺家さんが話しているのかと思ったほど、印象的なキャラだ。総合的に楽しい番組であり、神奈川県の リスナーの声も紹介されラジオ文化の裾野の広がりを改めて感じた。

委員 委員パーソナリティーの2人がしゃべる様子は仲が良く楽しそうだが、2人だけで盛り上がり、リスナーが置いていかれているような印象を受けた。 また、アシスタントの藤原さんが前に出過ぎ、いったいどちらがメインパーソナリティーなのか分からない時もある。オープニングトークで 取り上げた「かき氷店のアイスモンスター」や睡眠のテーマ自体は興味深い。しかし、「おそらく~」や「詳しくはよく分からない」などといった 曖昧なコメントで話が終結し、お店の詳細な情報や睡眠に関する具体的な情報が不足していた。情報番組なので自分の睡眠の話をしただけで終わらずに、 独自調査を行うなど不足情報を補って欲しい。また、「なにわの法律相談」も真面目な相談を2人が茶化しているような雰囲気が気になった。 最後に「えぇ番組になりましたね。それでは、これぐらいにしておきましょう。」と言ったたつをさんの言葉も軽く、あっさりしていて違和感があった。 一方、東日本大震災の話は全体の中で他とはトーンが異なり、たつをさんの熱い想いが伝わってきた。

委員 若い世代をターゲットにしているからなのか、ラジオ大阪の中で初めて聴くタイプの番組だ。2人のオープニングトークでは気になる言葉遣いが 数ヶ所あった。例えば、マラソン大会の後にジャンキーなものを食べた、という話を受けて「だから臭いんか。」というぞんざいな言葉、 また「みんな、役不足」という台詞も「みんな、力不足」の誤りだ。また、東日本大震災の被災地訪問の話について、たつをさんの 「言葉で伝えたくても伝わらない。メディアでは伝わらない。」という言葉はどうだろうか。具体的に感じたエピソードを紹介した上での言葉なら 納得できるが、この言葉だけではあくまでもラジオで話している以上、不適切ではないだろうか。また、最後は自身が主催する被災地訪問ツアーと そのDVDの宣伝で締めくくられ、被災地への応援なのか、それとも宣伝なのか誤解を与えてしまうように感じた。

委員 番組企画時のイメージやパーソナリティー2人の起用理由は何だろうか。今までの同時間帯にあった番組とは違う雰囲気で、番組内容が マンネリ化している中では潮目になるかもしれない。他局で夜に放送するような話題、敬語とタメ口が入り混じったしゃべり方、2人の騒々しい雰囲気は 若い世代にはむしろ受け入れやすいのかもしれない。しかし、情報番組という観点からみたときに全体的に個々の話題が広がらず、全体的に浅い。 唯一、震災の話では2人の阪神・淡路大震災の被災体験を交え、年齢相応の考えも表面に出ていて説得力がある。2人の話の噛み合いが今後、どのように 変化していくのか、これからラジオ大阪の節目としてどう変化していくのか気になるところだ。

委員 2人の笑い声が耳につき、話が明確に聞き取れないことが多い。ペーパーノイズで取り上げた「睡眠」に関しても話が広がらず、コメントも軽すぎると思う。 メインパーソナリティーのたつをさんは看護師の資格も持っているので、例えば「睡眠時無呼吸症候群」などの用語説明やどういった症状なのか、など 専門的な域にまで話題を広げていくべきだ。また、被災地を訪問した話は最後が被災地訪問のバスツアーやDVDの宣伝で締めくくられ、 バスツアーの意義がよく伝わってこなかった。被災地への思いは理解できるが、聴き手にはたつをさんが意図するものと異なる、単なる宣伝として 伝わってしまうかもしれない。また、「もしもし法律相談」は深刻な悩みに対し、結論に至る途中で切ってしまったように聞こえた。どんな結論であっても、 もう一歩踏み込んだ感想を述べてほしい。

委員 ターゲットが若い世代なので元気の良さが全面に出ている。しかし、冒頭部分が騒々しく、最初のオープニングトークでどうしても気が滅入ってしまう。 東日本大震災に関する話題を取り上げることはとても意義深いと感じた。震災発生から年月が経ち、世間の記憶が薄れていく中、節目で取り上げることは 大事なことだ。被災地の現在を伝える情報提供、またこれから起こるかもしれない震災への備えという観点から呼びかけを続けていくことはマスコミの重要な 役割だと思うので続けてほしい。「サタオA、サタオB」のコーナーなど企画自体は面白いのだが、番組でわざわざ取り上げるにはいまひとつに感じた。

委員 アシスタントの藤原さんの笑い声が甲高く響き、全体のトーンがずれていた。中には印象に残る話もあったが、この笑い声に消されてしまうことが残念だ。 たつをさんの声は言葉のメリハリもあって聴きやすく、被災地へ訪問した話もよくまとまっていて良かった。だが、被災地の現状についても「メディアでは 伝わらない」と言い切ってしまわず、もう少し実体験を掘り下げてほしい。せっかく現地を訪問しているのだから、自分の体験や感じたことを具体的に 自分の言葉で語るべきだ。「睡眠」に関する話題も同様に自分の言葉での語りが足りないと思う。トーンにより変わることもあるが、パーソナリティーとしての話が まとまっていないように思う。アシスタントの藤原さんは、少し世間知らずでみんなの肴となるキャラクターでも良いが、彼女の面白さや不足部分を補えるように メインパーソナリティーのたつをさんにもう少し、深みが必要だと感じた。

社側 貴重なご意見ありがとうございました。
7. 審議会の答申又は改善意見に対してとった措置および年月日
なし
8. 審議会の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその公表内容・方法
及び年月日
・ 「番組審議会だより」 (第586回大阪放送番組審議会議事録の要約)
・ 「愛してラジオ大阪」内で放送
       放送日 平成28年5月15日(日)午後5時~午後5時10分
・ 「番組審議会だより」 (第586回大阪放送番組審議会議事録)
ラジオ大阪ホームページ(http://www.obc1314.co.jp)に掲載
・番組審議会の議事録の原本は事務局立ち会いのもと閲覧に応じる。
 
以    上