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[第585回 大阪放送番組審議会議事録]

          
1. 開催日時 平成28年3月22日(火)午後2時00分~3時00分
2. 開催場所 ラジオ大阪役員会議室
3. 委員の出欠
 
委員の総数 8名
出席委員数 8名
出席委員の氏名 井上宏 成瀬國晴
大橋一仁 鎌田雅子
河内厚郎 たつみ都志
原恭
岡田邦夫 (書面参加)
放送事業者側
出席者の氏名
徳永正明 吉田禎宏
上野慶子
4. 議     題
1)FM補完放送開局について
2)ラジオ大阪4月番組改編について
3)番組審議『青木和雄の昼までえぇやん!』
4)その他
 
5. 議事の概要
議題1)について
3月19日(土)のFM補完中継局本放送開始に伴い、MBSラジオ・ABCラジオと共同で実施した3局合同生放送特別番組、イベントについて説明した。
議題2)について
平成28年度4月番組改編について編成担当より説明を行い、その後委員の方々からご意見・ご感想をいただいた。
議題3)について
『青木和雄の昼までえぇやん!』について番組の企画意図と内容を説明し、番組を聴取した後審議に入った。
 
6. 審 議 内 容
社側 青木和雄さんがダンディでオシャレなシニアパーソナリティーとしてお届けする平日朝のバラエティワイド番組。日本一おもろいエリア“関西”の情報を 番組独自目線でピックアップし、「アレもコレもえぇやん!?」をキーワードに日々のニュース、関西発の話題やスポーツ、エンタメなど“毎朝世の中に あふれ出る気になる情報”を選りすぐってお伝えしている。選曲のコンセプトは“時代を超えて愛され続けるヒット曲”。素敵なヒット曲の数々で リスナーの朝をさらにアクティブに演出する。主なコーナーは毎朝、気になる話題を伝える「青木のコレ!」、関西の最新情報を取り上げる「関西おもろっ!」、 金曜は最新の映画を紹介する「映画の窓」など。

委員 情報がふんだんに盛り込まれ、パーソナリティーの青木さんも爽やかで朝番組に合っている。おしゃべりの背後に薄くかかるBGMも気がきいている。 番組で取り上げた「一杯のコーヒー」もとても懐かしい話題だ。しかし、生放送でありながら新しい話題が全体的に少ないように思う。審議した回では 前日に起こった梅田暴走事故のニュース1件だけだ。番組内容は行き届いているが青木さんの特色があまり感じられず、用意されたネタを読んでいるだけといった 印象の時もある。しかし、映画のコーナーに関してはオリジナリティも感じられ、青木さん自身がアカデミー賞作品を選ぶ「青デミー賞」という企画タイトルも良かった。

委員 全体的にとても聞きやすい。しかし、2ヵ所ほどアシスタントの言葉がつまるのが気になった。また、番組で取り上げた「鴻海がシャープ買収」のニュースに対し 青木さんが「(これはシャープの)トップの責任だ」と発言していたことに違和感があった。内部事情など詳しければ問題ないが、果たしてこのように 言い切れるほどの根拠を青木さんはもっているのだろうか、と気になった。そうでなければ無責任な発言ともリスナーには受け取れるように思う。

委員 総じて聴きやすい番組だが、面白みが欠けているようにも思う。青木さんの声は若く爽やかだが、節(青木節)やテーマ性がないので番組に統一感がない。 しかし、映画紹介のコーナーや「北海道の哲学の木、伐採」の話題などネタによっては印象に残るものもある。個々のパーツ、ネタが面白ければ番組全体の 面白みも変化するようだ。コンセプトに「“関西”の情報を番組独自の目線でピックアップ~」とあるが、「番組独自目線」とはいったいどんな基準なのだろうか。 もう少し大阪エリア内で意外性が感じられるネタ、というこだわりも必要だ。

社側 「映画ってえぇやん」は青木さん自身が紹介する映画を選ぶ、パーソナリティーこだわりのコーナーだ。その他については、番組ディレクターが 「その日の話題で青木さんの雰囲気やしゃべりに合う」ということを意識してネタを選んでいる。

委員 「青木のコレ!」で取り上げた話題は単なるニュースだろうか。それとも青木さん自身が深く掘り下げて伝えたい話題なのだろうか、よく分からない。 ニュースに過去の事例や背景事情を加えて伝えるならば、例えば「梅田の死傷事故」は「最近の運転している人の健康と自動車事故」、「シャープの身売り」は 家電メーカーがこのような状況に陥っている理由について過去の三洋電機にも言及するといった形ではどうか。「福士加代子、名古屋にも出場!?」は 選手により意見や判断が分かれてきたので、なおさら過去の例に触れてほしかった。また「北海道・哲学の木、伐採」のニュースは社会の問題でもあり、 もっとアピールしても良かったと思う。このようにパーソナリティー自身がおかしいと思えばそうしっかりと言う、単なるニュースのレベルを超える主張が 番組にもう少しあってもいい、と感じた。

委員 青木さんの声は若く滑舌も良く聴きとりやすい。しかし、ディレクターが選んだネタをそのまま伝えているからだろうか、全体的にどこか物足りなりなさも感じる。 一方で様々な方面から選ばれた個々のネタは充実している。特に「映画の窓」は青木さん自身の気合いが感じられるコーナーだ。紹介していた「リリーのすべて」という 映画を「実際に劇場に観に行こう」と聴き手に思わせる。さらに、どうしても笑い声が耳につくパーソナリティーが多い中で、青木さんは気にならない。 しかし、全体を通してどの部分が主要テーマなのか分からず、情報が並べられた幕の内弁当のような印象だ。

委員 「梅田の暴走事故」のニュースは各紙の記事を深く読み込み引用し、よく構成を組み立てていた。しかし、「シャープ買収」のニュースは青木さんが個人的な観点から 意見を言い過ぎているように感じた。同じ意見を掲載した日経新聞の記事を引用した形は良いが、青木さんがそう述べた意見の根拠がよく分からないことが気になった。 一方、「福士加代子選手の名古屋マラソン出場」のニュースについても意見がはっきりしていたが、反論コメントも紹介していてバランスも良かったと思う。

委員 番組で取り上げたニュースは大小、情報量もとても多く驚いた。時間がない朝に多くのニュースやネタが得られてありがたい。青木さんの落ち着いたトーン、 総合的に良い番組だ。気になった点は「鴻海のシャープ買収」のニュースを取り上げた際に専門用語ばかりで分かりにくかったことだ。記事をそのまま引用したせいか、 活字ばかりで話題が流れやすくなってしまう。「小学校の見守りシステムにBluetoothを活用する」というニュースについても「Bluetooth」という単語が分かりにくい。 また、このシステムでどのように小学校の生徒の見守り方が変わるのか、準備に必要な費用など具体的な説明が必要だ。全体的に選曲は渋い洋楽もあり、とても良かった。

委員 パーソナリティーの青木さんは、さらりとした話題の変え方や話題選びも上手で安心できる存在感だ。映画の内容を紹介しながらリスナーを惹きつけることは難しいが、 「映画ってえぇやん」のコーナーはとても魅力ある青木さんの特色が活かされている。また、「Bluetoothを活用した見守りシステム」などデジタルな話題に 「お見送りコーヒー」といった少し古いアナログな話題をあえて混ぜている点も良い。ただ、ベテランのパーソナリティーだからこそ冒険的な要素もほしいように思う。 番組タイトルにある「えぇやん!」という言葉の気軽さに救われているが、全体的に少し丸すぎるように感じた。

7. 審議会の答申又は改善意見に対してとった措置および年月日
なし
8. 審議会の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその公表内容・方法
及び年月日
・ 「番組審議会だより」 (第585回大阪放送番組審議会議事録の要約)
・ 「愛してラジオ大阪」内で放送
       放送日 平成28年4月24日(日)午後5時~午後5時10分
・ 「番組審議会だより」 (第585回大阪放送番組審議会議事録)
ラジオ大阪ホームページ(http://www.obc1314.co.jp)に掲載
・番組審議会の議事録の原本は事務局立ち会いのもと閲覧に応じる。
 
以    上