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[第584回 大阪放送番組審議会議事録]

          
1. 開催日時 平成28年2月18日(木)午後2時00分~3時00分
2. 開催場所 ラジオ大阪役員会議室
3. 委員の出欠
 
委員の総数 8名
出席委員数 8名
出席委員の氏名 井上宏 成瀬國晴
大橋一仁 原恭
岡田邦夫 (書面参加)
鎌田雅子 (書面参加)
河内厚郎 (書面参加)
たつみ都志 (書面参加)
放送事業者側
出席者の氏名
徳永正明 上野慶子
大石徹
4. 議     題
1)番組審議  『ふみ子・恵のうふふのふ』
2)その他
 
5. 議事の概要
  『ふみ子・恵のうふふのふ』について番組の企画意図と内容を説明し、番組を聴取した後審議に入った。
 
6. 審 議 内 容
社側 土曜午後のひとときをゆっくり、まったりと聴いていただける番組を目指して制作している。パーソナリティーは 中西ふみ子さんと玉川恵アナウンサー。女性2人のガールズトークという珍しい形でお送りしている。親子関係、 祖母と孫の関係、時にはアナウンサーの先輩後輩という、リスナーの皆さんが様々な2人の関係に自分の生活と重ね合わせ、 2人の世代間ギャップあふれるトークをお楽しみいただいている。また音楽も新曲、懐かしい曲、童謡唱歌など幅広い ジャンルから選曲している。主なコーナーは玉川恵アナウンサーが最新の流行や女性の気になるトピックスを紹介する 「恵のうふふ話」、物語仕立ての「うふふクイズ」の2つ。

委員 「懐かしさと新しさが入り交じった・・・」という聴取者の感想は確かにその通りだ。ネタによって番組の面白さはばらつきがあり、 「うふふクイズ」の京都ひとり旅の回などはいま一つか。2人の掛け合いは良いが、出だしから笑いすぎているようにも思う。 普段から聞いていて番組に親しみのあるリスナーにはそれで良いが、初めて聴くには違和感がある。脱力系のトーク番組というには 2人に熟女の存在感・生活感があり、過払い金のCMが飛び込んできたりして妙にリアルで生々しいところもある。その辺りが この番組の持ち味だろうか。番組に出てきた「スティックおにぎり」や「ファーマフーズ」の話題は興味深いが、突然出てきた ような印象を受けた。初めて聴くリスナーにはそれぞれの導入部がちょっと分かりにくかったような気がした。

委員 パーソナリティー2人の耳に心地よい声が聞き流していて気にならず、話し方も緩急自在でメリハリがついている。その反面、 何を聞いたか思い出せないという「インパクトのなさ」が欠点だろうか。しかし、番組の狙いは「ゆっくり」「まったり」なので それも良いのかもしれない。井戸端会議風の雰囲気が午後のひと時と合い、挿入の音楽も癒し系が多くてほっとする。 「恵のうふふ話」で取り上げた美容合宿は興味深い話題だが、例えば経費はどれくらいかかるのか、など具体的な情報が 分からなかった。また、途中から「合宿」の話から外れて「メイク」の話題に終始したことも残念だ。ラジオショッピングは 出てくる言葉が難しく、最初に噛み砕いて具体的に解説した方がよいと思う。「うふふクイズ」は最初に音楽と語りとの コラボレーションでぼんやり聞かせ、あとでクイズになるという形がなかなか粋な計らいだ。

委員 女性2人の楽しいトークが明るい番組だ。その一方で、さだまさしさんのしっとりした歌が入り、研究者の対話やアニメの主題曲が 出てきたり、「ちょっと他とはちがうな」という独特の雰囲気を醸し出している。様々な分野を駆け巡っている印象だ。 番組タイトルにあるように「うふふ」という「口を小さく笑う声」という定義よりは明るく、少し離れているようだが2人の 楽しいやりとりは聞きごたえがある。全体的に話題が詰まっていて、オムニバスのような番組だ。何か一本筋が通れば、 より遊び心の中に引き締まったものを感じる番組になるのではないか。

委員 ゆったりとしたテンポで世代の違う2人の楽しい掛け合いがほのぼのした番組だ。「恵のうふふ話」で取り上げた「美容合宿」は 情報が物足りない。例えば、プロに教わる美容ツアーがあり実際に玉川さんが参加してキレイになった、というところまで 紹介すると興味を惹く。しかし単純に美容合宿が流行している、という紹介だけではあまり印象に残らない。ラジオショッピングの コーナーは突然始まり、耳慣れない専門用語が早口で語られたのでほのぼのした全体の雰囲気から浮いていた。会社や商品についても 説明不足で最後の「お値段は~」の一言で宣伝だったとわかると残念に思う。かえって最初から宣伝だと分かって聞く方が 残念な印象にはならないのではないか。「フランダースの犬」のテーマ曲はリスナーの思い出話を聴くのも楽しく、同時に 自分自身の思い出も蘇ってしみじみと聞くことができた。このように他のリスナーと思い出を共有できることがラジオの強みだと思う。

委員 オープニングがとても軽快だ。しかし、パーソナリティーの2人の声がとても似ているのでかなり集中して聴かなければ話の内容が 分からない。特に笑い声が似ているのでかぶってしまい、聴き取りが難しい。また、ラジオショッピングが他のコーナーと比べて わざとらしく売り込み口調なところが気になった。ショッピング部分は難しいが、どう番組へ組み込んでいくのか検討が必要だと思う。 「うふふクイズ」は舞台が京都に設定され洒落っ気があり、分かりやすく楽しい。親子・友達・季節の話題など毎週テーマが 異なるようなので次回作も気になるコーナーだ。選曲の中には、なじみのない曲もあったが2人の雰囲気にぴったりで良かった。

委員 中西ふみ子さんは数多くの大物を相手にしてきたベテラン中のベテランで安心して聴くことができる。パーソナリティーの2人は 年齢差があるようだが、むしろ並列な印象だ。2人の差をあまり感じないが、逆にそれがまったりとした雰囲気になり聴きやすいのかもしれない。 しかし、番組コンセプトにある「パーソナリティー2人の世代間ギャップ」を感じる部分も、もう少しあれば良いと思う。 「恵のうふふ話」は審議した放送回で取り上げた「美容合宿」などネタが新しい。ただ、女性の話題が多いので男性リスナーの反応は どうだろうか。男性にも理解できるように基礎的な部分の説明も必要だ。総合的には選曲も非常に良く楽しい番組だ。ただ、もう少し2人の 個人的な経験などを話すしゃべりの部分があれば、とも感じた。

委員 時々、玉川さんのぞんざいな言葉を中西さんがやわらかく包み込んでいる時がある。耳障りな部分も一切無く、パーソナリティー2人の バランスがとても良い。ショッピングは番組の1つのコーナーとなるようにディレクターが苦心していることが伝わってくる。ジングルが 全体の雰囲気に合っていて非常に良い。また、ターゲットをシニア女性とするとぴったりな選曲だ。「恵のうふふ話」で美容合宿の 話題を取り上げた際、放送した曲が懐かしい化粧品のキャンペーンソングであったり、嫌みなくとても計算されている番組だ。ただ、曲の紹介は もう少し詳しい説明があっても良かったかもしれない。

委員 中西さんの声質などに上手に包まれている番組だ。ショッピングの部分はトーンが異なり、どうしても全体の雰囲気からは浮いてしまうので 商品の描写などがもう少しあれば良いと思う。タイトルの「うふふのふ」という笑顔を連想させるような言葉や「美容合宿」など全体的に 女性向けの話題が多い。しかし、女性の話題についていくことが難しい男性リスナーに対して情報の説明もあり、リスナーへのメッセージの 返しもきちんとしている。突飛な企画がなくてもリスナーが求める遊びの部分が充実されることが大事だ。そういった意味でも洗練されている 印象の番組だ。加えるならば、パーソナリティー2人の個人的な体験の話も、もう少し聞くことができれば良いと思う。

社側 貴重なご意見ありがとうございました。

7. 審議会の答申又は改善意見に対してとった措置および年月日
なし
8. 審議会の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその公表内容・方法
及び年月日
・ 「番組審議会だより」 (第584回大阪放送番組審議会議事録の要約)
・ 「愛してラジオ大阪」内で放送
       放送日 平成28年4月10日(日)午後5時~午後5時10分
・ 「番組審議会だより」 (第584回大阪放送番組審議会議事録)
ラジオ大阪ホームページ(http://www.obc1314.co.jp)に掲載
・番組審議会の議事録の原本は事務局立ち会いのもと閲覧に応じる。
 
以    上