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[第576回 大阪放送番組審議会議事録]

          
1. 開催日時 平成27年4月22日(水)午後2時00分~3時00分
2. 開催場所 ラジオ大阪役員会議室
3. 委員の出欠
                                            
委員の総数 8名
出席委員数 8名
出席委員の氏名 井上宏 成瀬國晴
鎌田雅子 河内厚郎
たつみ都志 原恭
岡田邦夫 (書面参加)
松田則章 (書面参加)
放送事業者側
出席者の氏名
徳永正明 三谷良二
上野慶子 加久田博子
4. 議     題
1)番組審議『しあわせ演歌・石原詢子です』
2)その他
 
5. 議事の概要
議題1)について
『しあわせ演歌・石原詢子です』について番組の企画意図と内容を説明し、番組を聴取した後審議に入った。
 
6. 審 議 内 容
社側 演歌歌手の石原詢子とラジオ大阪アナウンサー・原田年晴が季節の話題やほっこり幸せになれるトークと音楽、 知っておきたいちょっとした健康情報などをお届けする番組。放送日時は毎週水曜、午後8時30分~9時00分。 2005年4月にスタートし、2007年に文化放送での放送を皮切りに現在では全国5局でネット放送している。 また、ネット局に出向き、公開録音や新曲発売時のキャンペーン、東京タワーや通天閣でのイベント、公開録音なども 行っている。今回審議したものは3月4日(水)放送分。4月8日に発売した石原詢子の新曲「港ひとり」のレコーディング スタジオに出向き、現場の雰囲気や関係者たちの音楽作りにかける熱意、CDができるまでの様子を原田アナウンサーの リポート、作曲を手がけた四方章人さんのインタビューを交えて放送した。

委員 1曲のレコーディングにこれほどの時間がかかること、納得できるものができるまで何度もやり直し、マイナーチェンジ しながらも出来上がっていくプロセスが臨場感を伴って伝えられていた。またレコーディングの際に作曲家、歌手が どのような思いを持っているのか、ただ完成品を聴くだけでは分からない舞台裏もインタビューで面白く聞かせてもらった。 しかし、レコーディング時にインタビューに応対することはどのような思いなのか、少し心配になった。緊張感ある中で リラックスして応対してくれているのか、そのあたりはどのような感じだったのだろうか。また、健康情報でけん玉の 効用が話題になっていたが、なんとなく唐突な感じがした。ここでなぜけん玉なのか、もう少し何か工夫があればと 感じた健康情報だった。

委員 全国5局でネット放送されていることも「なるほど」と納得するほど自然に放送に集中し聴いていた。局のスタジオを 飛び出し制作している現場感、臨場感に引き込まれた。面白い。原田年晴アナウンサーが興奮しながら伝えるミキサーの 圧倒的な存在感、スタジオの大きさ、高い天井などのルポで始まり、すっと番組に入り込んだ。レコーディングの様子を 収めた録音から演奏の音にかぶせるように聞こえてくるアレンジャーたちの話し声、出た意見をすぐに試行し、音を積み重ねる ように進むレコーディングには,あらゆるモノづくりに共通する熱気が溢れているように思った。秘密のベールの中に ある作業(レコーディング)をかいま見る(聞く)プレミアム感を抱いた。四方さんがインタビューの言葉で「あまり 『なき』すぎないように表現を」の「なく」にはどんな字をあてるのだろうか。「泣く」「鳴く」「啼く」…。 演歌なのでやはり「哭く」がぴったりくるような気がする。そんなことを考えながら、四方さんは何歳で、どんな人なのか。 音づくりルポを聴いたあとだからということもあり、ラジオインタビューの醍醐味「想像力」をかき立てられた。その意味では 構成もよかった。インタビューでは、レコーディングで石原さんが話していた「73」や「75」が曲のテンポのことだと 解き明かされた。録音順だと思い込んでいたので「お得感」があった。全体を通して「演歌って、結構いいなぁ」と感じた番組だった。

委員 良くいえばスッと内容が一度で耳に入ってくる番組、悪くいえばあまり内容が深くない印象だ。ネット局の中には朝の時間帯に 放送している局もあるようだが演歌をゆっくり聴く番組ということもあり、出勤前の忙しい時間には向かない、と思う。 原田アナウンサーの声はとても聴き取りやすい。時に原田アナウンサーの滑舌が聴きやすすぎて、組んだ相手の言葉が 聞き劣りすることがある。しかし、石原さんはアナウンサー並の滑舌の良さ、聴いていて心地のよい声で原田アナウンサーとの コンビネーションもきれいだ。また四方さんのインタビューでは専門的な音楽の話をしていたが、演歌がとても好きなリスナー向け ではなく演歌に興味がない聴き手を引きつけるような音楽の話、プラスアルファになる知識を聴くことができれば良かったと思う。

委員 レコーディング風景はもちろん、石原さんの生の声、笑い声や新曲の裏話など臨場感もあり、石原ファンにはたまらない番組だと感じた。 しかし、健康情報コーナーでパーソナリティ2人がいかにも原稿を読んでいる雰囲気が聴き手にも伝わり、気になった。さらに 脳の活性化という話題では聴き手に伝わりにくい専門用語や難しい漢字の言葉が多かった。ラジオは聞き直すことができないので もう少し分かりやすく、簡潔に説明してはどうか。

委員 石原さんが非常に良い。声が明るく、しゃべりに無駄もなく、聴いていてホッとする。原田さんと石原さんのコミュニケーションも 馬が合っている。自分たちが知らない世界の奥の様子、部屋がありガラスがあり、その向こうにオーケストラがあるレコーディング スタジオの様子、収録の雰囲気がよく分かる。また、四方さんのインタビューでも言葉から曲にかける情熱も伝わり、新曲のフレーズも 耳に馴染み、いつの間にか耳に残るフレーズを口ずさみたくなる。石原さんの魅力、新曲のプロモーションとしても成功している番組だ。 今回の放送内容は特別企画なのか。

社側 今回の放送は新曲発表に合わせた特別な放送内容だ。通常は石原詢子さんの曲をかけながら番組に寄せられたお便りの紹介、 パーソナリティ2人の身の回りのネタを中心としたフリートークで展開している。また最近では新曲のイントロ部分に合わせた曲紹介の ナレーションをリスナーから募集するコーナーもしている。

委員 今回の放送内容は特別な形だが、石原さんの明るい声や原田さんとの掛け合いの雰囲気から通常放送回の明るい様子も想像できる。 また今回は特別な放送内容であったので、最後の健康情報コーナーが浮いている印象だが、お便りの紹介や身近なことをテーマにした フリートークを展開する通常の放送内容の中にあれば問題ないようにも思う。

委員 放送局のスタジオを飛び出して、レコーディングスタジオでの番組制作も普段と違った感じがあり、楽しめた。原田年晴さんの語りは 非常にわかりやすく、番組を通して心地よく聴くことができた。普段、演歌は全く聞くことがないので馴染みがなかった。しかし、 レコーディングスタジオの様子を聴いて例えばテンポ一つをとっても微妙な違いがあり、歌いやすさなど歌い手の感じる感覚が大きく 異なってくることがわかり、なかなか面白く楽しめた。また知らない演歌の世界を知ることもできて新鮮に感じた。最後の健康情報 コーナーでは「けん玉」で脳をリラックスさせる話をせんねん灸に結び付けていたことは、興味深い。

委員 石原さんには女性の演歌歌手によくある男性的な力強さではなく、女性らしい柔らかい雰囲気がある。番組の中で話している内容も それほど難しい専門的な話題ではなく、自然体だ。その飾らない自然体な石原さんの様子がファンには響くのではないだろうか。 新曲のレコーディング風景の臨場感などよく伝わり、新曲のプロモーションとしても成功している。ただ、四方さんのインタビューでは もう少し石原さんの魅力を聞くことができれば良かった。一緒に音楽作りに取り組む四方さんが話す石原さんの魅力はファンにとって 番組のプレミアム価値となるのではないか。さらに最後の健康情報コーナーではなぜ、けん玉が出てくるのか。けん玉の登場も唐突で けん玉を健康につなげるやり方も強引な気がした。

委員 感じが良く、ラジオ番組として耳から入る音を意識して構成している番組だ。原田アナウンサーの目でみて感度に触れた物、ことを 自身の言葉で伝えていることがとても良い。スタジオを飛び出した特別な内容の放送回だが、自然な雰囲気が聴いていてとても心地よい。 何かを見て感じたことを自分の言葉で淀みなく表現することは難しいが、原田アナウンサーと石原さんの掛け合いの雰囲気も良い。 土台のレギュラー放送回に魅力があるからこそ今回のような特別な内容の放送回も聞きやすい番組になっているのではないか。 しかし、最後の健康情報としてけん玉の話題を入れたことにはやはり違和感がある。

社側 貴重なご意見ありがとうございました。

以上

7. 審議会の答申又は改善意見に対してとった措置および年月日
なし
8. 審議会の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその公表内容・方法
及び年月日
・ 「番組審議会だより」 (第576回大阪放送番組審議会議事録の要約)
・ 「愛してラジオ大阪」内で放送
     放送日平成27年5月24日(日)午後5時00分~午後5時10分
・ 「番組審議会だより」 (第576回大阪放送番組審議会議事録)
ラジオ大阪ホームページ(http://www.obc1314.co.jp)に掲載
番組審議会の議事録の原本は事務局立ち会いのもと閲覧に応じる。
9. その他の参考事項
訂正放送または取り消しの放送の請求及び請求に対しての措置が無い旨を報告。
 
以    上