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[第564回 大阪放送番組審議会議事録]

1. 開催日時 平成26年2月13日(木)午後3時30分~4時30分
2. 開催場所 ラジオ大阪役員会議室
3. 委員の出欠
委員の総数 8名
出席委員数 8名
出席委員の氏名 井上宏 小代みのる
鎌田雅子 河内厚郎
上林寬和 成瀬國晴
岡田邦夫 (書面参加)
たつみ都志 (書面参加)
放送事業者側
出席者の氏名
徳永正明 角野達雄
原田年晴
4. 議     題
1)番組審議 『2013 第38回ラジオ・チャリティ・ミュージックソン DREAMS COME TRUE ~クリスマスに夢がみえた!~』
2)その他
 
5. 議事の概要
議題2)について
『2013 第38回ラジオ・チャリティ・ミュージックソン DREAMS COME TRUE ~クリスマスに夢がみえた!~」について番組の企画意図と内容を説明し、番組を聴取した後審議に入った。
 
6. 審 議 内 容
社側毎年12月24日正午~12月25日正午にお送りしている、目の不自由な方へ音の出る信号機や視覚障害者用について機材を寄贈するキャンペーン「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」。38回目を迎えた今回は例年と異なりメインランナーを置かず、通常の各ワイド番組の中で24時間をつないだ。目の不自由な方の諦めていた夢を募集し、その実現をお手伝いする、という初めての試み。視覚障害者の方と同じ目線で夢企画の実現に取り組むことで相互に理解を深めようとした。今回の審議では7つの企画の中から『ほんまもん!原田年晴です』の「憧れの演奏家と津軽三味線の名曲・三味線じょんからを演奏したい」、『高岡美樹のべっぴんラジオ』の「司会者になりたい」、『笑福亭銀瓶の銀ぎんワイド』の「自作の落語を繁昌亭で披露したい」、『中井雅之のハッピーで行こう!』の「結婚式を挙げて両親に感謝の気持ちを伝えたい」の4つを取り上げた。

委員メインランナーを置かず、通常のワイド番組で繋いだことは正解だ。単調にならず、パーソナリティの個性がよく出ている。オープニングの『ほんまもん!原田年晴です』は目のみえない方の話題にしては、例えば原田アナウンサーのジェスチャー、チラシ、写真、顔の表情など情報が視覚的すぎるように感じた。「司会者になりたい」はプロとの差が克明すぎて、酷に感じた。「結婚式を挙げたい」という企画は他人の結婚式の様子を聴くことが果たしてリスナーにとって興味が湧くものなのか、疑問を感じる。

委員全体を通して障害を乗り越え、生きる力を感じる番組であった。夢を実現する過程は大切であり、実現すれば次に向かう力にもなる。この番組のもつ「障害をもつ人でも頑張っている」というメッセージがよく伝わり、社会的意義は大きいと言える。ただ、「司会者になりたい」という企画は他の企画との乖離を感じ、もう少し工夫が必要に感じた。

委員どの企画も笑いどころがきちんと用意されており、全体を通し、とても感動した。テレビ・ラジオの昨今のチャリティ番組に見られる過剰演出に比べ、スタッフや出演者の企画に取り組む姿勢がとても自然体であり、聴きやすい。視覚情報がないことが逆に健常者との壁を外し、出演者の内面に感情移入することができ、ラジオの良さが上手く活かされている。7つの企画の中では「落語を披露したい」という企画が一番良かった。

委員この番組を聴いてチャリティ番組としての効果は演出方法などの点からテレビよりラジオの方が強い、と感じた。ただ、夢企画挑戦者の具体的な人となりをもっと紹介してほしかった。「司会者になりたい」という夢は夢自体があいまいすぎて分かりにくい。

委員この夢企画を実現しようとすることであらゆるリスクが生じたと思うが、例年の形を変更し、この企画を実現しようとした決断がまず素晴らしい。さらに募金を集める、という軸もぶれてはいない。夢企画の応募数や当日の公開生放送の場所はどのようなところか。さらに昨年と比べ、募金額など変化はあったのか。

社側募金に関しては今年度からラジオ・チャリティ・ミュージックソンに関わっていた視覚障害者の方にも協力をお願いした。こちらから一方的に寄付するのではなく、一緒に取り組むということが目的だ。今年度は千林商店街など協力範囲も広がり、昨年から募金額は1割増額した。公開生放送の場所はたくさんの人に聴いて欲しい、という点で三味線の企画をあべのハルカスの「街ステーション」、たくさんの人に見てほしい、という点で結婚式の企画は「オーク広場」で行った。

委員視聴資料以外の企画も含め、「手作りの革靴を作りたい」や「ホステスに挑戦したい」など視覚的な要素が多いことが気になった。しかし、「落語を披露したい」の企画などは夢企画挑戦者のキャラクターが活きていてとても面白い。「司会に挑戦したい」という企画で夢企画挑戦者の司会ぶりがつたないのは当たり前だが、スタッフやパーソナリティなどの心配している様子が全面に出過ぎていて気になった。「結婚式を挙げたい」の企画も同様に目が不自由な方でもここまでできる、といういささか健常者からの目線のような気がする。しかし、夢の実現という難しいテーマに取り組んだことに意義を感じ、全体的にも聞き応えがあると感じた。

委員当日聴いただけでは番組制作過程における苦労や紆余曲折さがなかなか伝わりにくいかもしれない。出演者同様スタッフも来年に向けてどう変化するのか、番組終了後の取り組みも興味深く感じた。テレビのチャリティ番組とはやはり違う魅力があり、嫌みの無い演出が良い。素直に耳に入ってくる夢企画の結末に予想がつかず、最後まで聴いて不思議な感動を覚えた。

委員出演者を盛り上げようとするパーソナリティ達のかけ声が少し過剰な気がした。同じラジオ局の中でワイド番組がつながり、気持ちを共有していることがよく伝わってきた。準備段階から様々な人を巻き込み、面白い試みだ。健常者と視覚障害者が見る夢は当たり前だが異なる。当たり前のことを実現したい、という夢企画により日常の喜びに気づかされた。

社側貴重なご意見ありがとうございました。

以上

7. 審議会の答申又は改善意見に対してとった措置および年月日
なし
8. 審議会の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその公表内容・方法
及び年月日
・ 「番組審議会だより」 (第564回大阪放送番組審議会議事録の要約)
・ 「GO!GO!弁天R.シスターズ」内で放送
   放送日 平成26年3月16日(日)午後08時45分~午後09時00分
・ 「番組審議会だより」 (第564回大阪放送番組審議会議事録)
ラジオ大阪ホームページ(http://www.obc1314.co.jp)に掲載
番組審議会の議事録の原本は事務局立ち会いのもと閲覧に応じる。
9. その他の参考事項
訂正放送または取り消しの放送の請求及び請求に対しての措置が無い旨を報告。
 
以    上