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[第541回 大阪放送番組審議会議事録]

 1.開催日時   平成23年10月17日(月)午後2時00分~午後3時00分
 2.開催場所    ラジオ大阪役員会議室
 3.委員の出欠
  委員の総数   8名
  出席委員数   8名
  出席委員の氏名   井上 宏   井上チイ子
  上林寛和   竹田 徹
  たつみ都志 成瀬國晴
  河内厚郎 (書面参加)
  岡田邦夫 (書面参加)

  放送事業者側
  出席者の氏名
  徳永正明  井上 洋
  藤野浩史  杉浦広計
4.議     題
  1)『お笑い!平成落語検定~ねぇねぇ、笑福亭一門ってどんな一門?』について
  2)その他
5.議事の概要
  議題2)について
   『お笑い!平成落語検定~ねぇねぇ、笑福亭一門ってどんな一門?』について番組の
  企画意図と内容を説明し、その後聴取いただき審議に入った。

6.審 議 内 容
 
社側落語を取り上げたドラマのヒットや「繁盛亭」の誕生など、関西でも落語ブームが起こった。しかし、このブームは、単なるブームという形で終わらず、私たちの日常に根付いているのかと疑問を持った?生の落語を聞いたことがあるという人は、まだまだ少ないのではないだろうか?落語をテーマとした番組といえば、落語を放送する事が多いが、この番組は落語を演じている人達、そしてその一門にスポットをあて、落語についてもっと知って頂こうという意図で企画した番組である。出演者は、昨年襲名した笑福亭枝鶴、同門の笑福亭学光、アシスタントは同じ事務所所属の小川恵理子である。枝鶴は、問題を出題、学光は、ご意見番的な存在、小川はリスナーの代表として解答する構成とした。問題は、10題出題。落語そのものを放送する時間はなかったが、今後もこのような形で落語検定を実施できればと思う。お聞き頂いた方からは、脇にそれた話題も多かったが、笑福亭一門がよく分かって良かったと評価いただいた。

委員上方落語の愛好家にとっては楽しい番組であった。一般の聴取者にはいかがなものか?内輪ネタが多く、出演者が自分たちの話に興じているという印象を受けた。騒がしい若手漫才師と異なり、噺家には語り芸ならではの間があるため落ち着いて聞くことができたのでまずまず聴きやすい内容だった。検定の形式にしたことも良かったと思う。設問も、落語に詳しい人、そうでない人、どちらにも興味のある問題が何問か入っていたと思う。

委員テーマから落語の面白さを引き出し、落語を支える一門のネタについての解説などがあるのかと期待した。しかし、一方的な内輪話で面白く聞くことはできなかった。小川恵理子さんの笑い声が大きく、また笑いすぎで不快に感じる箇所もあった。「平成落語検定」の目的は、どこにあるのか?検定である限りは、その知識を広く知らしめることがその狙いであり、また、落語を知るきっかけとするのであれば、この内容ではきっかけになるとも思えない。ただ、お囃子の解説とその演奏を聴くことができたことは良かった。なるほどと思うところがあった。さらに、落語とは、そのおもしろさとは、真髄とは、落語の解説が落語家から懇切丁寧に、また落ちをつけながら話してもらえば、所期の目的を達することができたはずである。聴取者にとってわからない一門の内輪話を聞いても落語の良さを理解することはできない。破天荒な性格な一門の落語家がそれらを肥やしとし、どのような落語を演じているのか?一門の目指すところは?一門の良さは?などというテーマであればとも思う。深夜で何かをしているときのバックグラウンドとしてのラジオ、ということであっても、耳を傾けるような内容、興味を抱かせるような話題にすべきではなかったか。多くの人が聞いていることを考えると、おもしろさを伝えるスキルが必要ではないだろうか。

委員深夜1時からの放送であるこの番組は、どのようなリスナーに向け、どのような聴き方をするリスナーを想定しているのだろう?時刻を踏まえるともうすこし笑いの要素が全面に出るような番組であった方が良かったのではないか。小川さんの突っ込みはアクセントになっている。枝鶴さんの口調が早く、身内の話題が多いので聞き取りにくい。検定の設問が一門の楽屋オチ的なもの多く、一般的な落語ファンが聞いて楽しめる内容を増やして欲しい。

委員落語に通じているものとして、興味を持って聴くことができた。笑福亭の漢字など意外な発見もあって驚いた。ただ、一般のリスナーがどの程度興味を持ってもらえるのかはわからない。6問目の「誰が稼ぎ頭か?」のように設問の内容を検討すれば、落語に興味がなくても楽しく聴くことができると思う。個人的には、10問目の誰が八代目を継ぐかというやり取りは面白かった。マニアックな人間でも分からない設問もあり良かった。他の一門でも考えているのか?

委員今回はテストケースとして笑福亭一門を取り上げたが、他の一門でもやってみたい。ただ、笑福亭一門だけでもまだまだ取り上げる話題が豊富にあると思うので取り組んでいきたい。また、関東と関西の落語における比較などもテーマに取り上げたい。

委員笑福亭一門だけでなく、もう少し間口が広がると面白い。

委員深夜1時からはどのようなリスナーが多いのか?

社側仕事中のドライバーや学生などが多い。「ながら」聴きの方が多い時間である。

委員枝鶴さんのおしゃべりは、最初の部分では早口で聴き取りにくかった。後半は、ゆっくりとしたおしゃべりになり、聴き取りやすくなった。私は落語に詳しくないため、前半に登場する人を知らないので分からないところが多かった。小川さんの笑い声は、昔のラジオ番組にあったような女性の声で良かった。ただ、小川さんも同じ事務所の方だからだろう?一般のリスナーよりは、落語についても、笑福亭一門についても詳しいのだろうか?出演者同士で理解し、進めているような印象の部分があった。検定という番組の構成は、面白かった。ただ、冒頭の単位取得をなどの部分は、本当に落語検定があるように勘違いする人もでると思うのでフォローが必要だ。

委員枝鶴さんと学光さんの声質が似ている上に、小川さんのおしゃべりが別世界で繰り広げられているような印象を受けるくらいにリスナーが置いてけぼりになっており、内輪で盛り上がっている番組という印象であった。設問1の「直系の弟子19人の名前」がほとんどわからないようなリスナーは聞かないのかもしれないが・・・。ジョークであるにしても、検定と名前をつけている以上初級中級上級のレベル分けがほしい。設問のレベルが混ざっているので気になった。特に、設問1だけを聴くと、それだけで拒否感があるスナーもいると思うので、注意してほしい。

委員聴き進むに従って、全く落語がわからない立場から色々な疑問が出てきた。一門という言葉を使う分野は他にあるのか?八代目というのは、一般的に一世代30年と考えれば長い歴史なのか?どのように弟子をとるのか?などわからない事が多い。師匠と弟子の関係などがどのように形成されるのかなど聴きたい。本当の意味で落語を知らない一般リスナーであれば疑問に感じる箇所でも、小川さんは理解していたので充分詳しい人の中に入るのではないか?笑福亭一門の話題に至るまでの落語に関する基礎知識がほしい。小川さんの笑い声は、番組内で目立っていたが全体が明るくなるような笑い声だったので気にならなかった。

委員落語検定というものを真面目に受けとめて考えると落語を普及させる意図とはそぐわない部分もあった。また、一方でこの構成を面白い話題提供の方法の一つとして捉えると楽しく聴くことができた。普段から上方落語に関心を持っているが、ほとんどの設問がわからなかった。舞台を拝見している落語家については、問題を通して色々と想像する事ができた。また、出囃子については解答を聴くと結びつくが、出囃子だけを聴く機会がないので難しかった。知識も満足できる番組であった。小川さんがボケ役だったり、突っ込んだりと役割りが大きかった。落語家の一門は、独特の世界であり、他の社会ではみることができない。社会的にみて特異な世界である上方落語の一門をラジオを通してオープンにし、語る事は、気安く他人の事について言えない現代において意義があると思う。

委員お笑いの世界では、番組などで取り上げられる事は注目されているという事なのであまりとやかくいう人はいない。

委員今回を一回目として、今後につなげてほしい。

委員落語を聴くことができるのかと期待した。さわりだけでも落語があればと思った。

社側権利の問題もあり、番組では落語を取り上げることが出来なかった。貴重なご意見ありがとうございました。


7.審議会の答申又は改善意見に対してとった措置および年月日

 な し

8.審議会の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその公表内容・方法及び
  年月日

・ 「番組審議会だより」 (第541回大阪放送番組審議会議事録の要約)

・ 「GO!GO!弁天R.シスターズ」内で放送
   放送日 平成23年11月27日(日)午後8時30分~午後8時45分

・ 「番組審議会だより」 (第541回大阪放送番組審議会議事録)
  ラジオ大阪ホームページ(http://www.obc1314.co.jp)に掲載

  番組審議会の議事録の原本は事務局立ち会いのもと閲覧に応じる。

9.その他の参考事項

 な  し

                                          以    上