会社概要会社地図大阪放送放送基準大阪放送番組審議会
サイトの利用にあたりOBC放送エリアラジオ大阪の歴史プレスリリース国民保護業務計画

[第539回 大阪放送番組審議会議事録]

 1.開催日時   平成23年7月19日(火)午後2時00分~午後3時00分
 2.開催場所    ラジオ大阪役員会議室
 3.委員の出欠
  委員の総数   8名
  出席委員数   8名
  出席委員の氏名   井上 宏   井上チイ子
  岡田邦夫   河内厚郎
  竹田 徹   たつみ都志
  成瀬國晴
  上林寛和(書面参加)

  放送事業者側
  出席者の氏名
  徳永正明   井上 洋
  藤野浩史   納谷 有可里
4.議     題
1)平成23年度番組審議委員委嘱
2)『GO!GO!弁天R.シスターズ』及びラジオ大阪のデジタルに関する取り組み
3)その他
5.議事の概要
  議題2)について
  『GO!GO!弁天R.シスターズ』及びラジオ大阪のデジタルに関する取り組みについて
   番組の企画意図と内容を説明し、その後聴取いただき審議に入った。

6.審 議 内 容
 
社側2011年4月からラジオ大阪のイメージキャラクターとしてラジオ大阪女子アナウンサー3人でユニット、弁天R.シスターズを結成。和田麻実子アナウンサー、松本雅子アナウンサー、小川真由アナウンサーの3人でラジオ大阪の魅力を伝えるために活動を行っている。弁天R.シスターズの展開は、ラジオ大阪のPRが中心である。イベントの際には、自己紹介の漫才、「OBCソング」の披露という10分間程度のパッケージで舞台に登場している。また、出演番組「GO!GO!弁天R.シスターズ」では活動報告、参加イベント告知などを中心に毎週1回放送している。これまでの放送内容は、弁天R.シスターズの紹介、参加するイベントの告知、ラジオ大阪のイベント告知、弁天R.シスターズが関わったラジオ大阪のキャンペーンなどである。ラジオ大阪のデジタルな取り組みとしては、昨年末の「radiko」の本放送配信開始や将来的なデータや画像の配信などを伴うデジタル化を見据え、弁天R.シスターズを中心に実験的な展開を行っている。7月1日には、『松本雅子生誕38年お誕生日会だよ弁天R.シスターズ』を「USTREAM」でも配信した。この動画配信の告知に関しては、twitter、弁天R.シスターズブログでのみ行った。

委員(上林)ラジオ大阪のファンに向けた番組である。初めて聴取した人、途中から聴取した人には、やや解りづらい企画かもしれない。「弁天R.シスターズ総選挙」という企画は、番組でもアナウンスされていたがAKB48のリメイク。ただ、AKB48と異なり、テレビでの露出が難しいので、PRの難易度は高そう。アナウンサー3人の力量次第と感じた。弁天R.シスターズの政見放送は、「政見」というだけに、やや硬い。ラジオ番組としては、もう少し面白さや話芸が欲しいところ。3人に共通しているが、パーソナリティの発露が弱い。プレゼント賞品以外に、各人の内面や人柄に触れてファンになれるようなトークが欲しかった。

委員(上林)7月1日の特別番組は、弁天R.シスターズのファンであれば、相応に楽しめる。ただ、背景を知らないリスナーにとっては、いささか溶け込みにくい番組だ。落語家が途中で参加したことで会話が流れるようになった。合いの手や間合いが良く、噺家としての話芸が効果的であった。3人が集まって楽しんでいる風情はよく伝わってくる。こうした企画を通じてラジオ大阪のファンが増えることを期待する。

委員(河内)興味がある話題は少なかった。誕生日の話題など、内輪で騒いでいるという印象を受けた。USTREAMの動画を見ながら聞くと分かる事があるのだろう。シュシュの話題などは、分かりづらかった。AKB48の総選挙も知らないし、番組に参加もしていないので何とも言えない。女子アナウンサー3人の声は、それぞれが担当している番組で聞くと気にならないが、同じ番組で話していると声が似ているので誰がしゃべっているのか判断がつかない。実験的な番組ということなので、続けていけば、ラジオでしかできない番組になっていくのではないか。政治の話題なども織り込むことができればと思う。番組のテーマ曲は、紹介がほしい。「アイドルを探せ」は、番組趣旨には合った選曲なので紹介してほしかった。番組としてターゲットを絞り込めていない印象がある。番組は真剣に聞かないとわかりづらい。

委員(井上宏)この番組のターゲットはどのような世代か?

社側ラジオ大阪のリスナーに向けて放送している。また、リスナーからの反響は普段の番組と同じような世代が多い。総選挙時には、新聞などでも告知を行ったので、これまでラジオ大阪の番組ではない方からの反応があった。

委員(岡田)3人それぞれの特徴を出すという趣旨で明るく、大阪の放送局らしい番組だと思った。ただ、聴き進めると3人の声のピッチが高いため疲労感があった。途中で男性の声が登場した時、耳が休まる感じがあった。USTREAMを視聴者という視点で捉えると誰がしゃべっているのかが分かるので気にならないが、ラジオのリスナーとしては焦点がぼけてしまう。今後、ラジオが見るラジオとなっていくのであればテレビとの差別化をどこに重点を置いて放送するのかは課題となる。3人の持ち味を活かすのであれば、1人に主導権を持たせ進行を行うなどの配慮が必要である。

委員(成瀬)弁天R.シスターズを主役としたイベントと理解すると面白いと思う。しかし、特別番組の展開は、番組と呼ぶに至らないほど退屈で、リスナーを無視したものであった。今回の様に番組の出演者の誕生日を祝うなどということは好きではない。出演者達自身は楽しいかもしれないが、リスナーには単に内輪で騒いでいるだけという印象を受ける。また、今回の番組はUSTREAMで映像を配信すると言うことを意識した作りになっている。試験放送であれば許されると思うが、ラジオの良さをまったく活かし切れていない。配信しながらtwitterでのつぶやきに返信するなどの部分は面白いと思う。この番組は、打ち上げのイベントであると思いたい。3人のおしゃべりにも興味を持てない。特番は、落語家が出てきてやっとほっとする。この番組は、試験的な放送であるという考え方をした方が良いのではないか。次にこのような形で放送するときは、どのような構成をするかを考えないといけない。松本アナウンサーの滑舌は「す」を強調するしゃべり方が気になった。

委員(井上チ)映像を見せる事を考慮した放送となっているためラジオの番組自体も中途半端だ。ラジオの良さである想像力も働かない。見たい、聞きたいという気分にもならない。3人の声があまりにも似ているので、単に騒がしいだけの番組であった。総選挙という言葉に期待した事で、抱いたイメージとはあまりにもかけ離れているのでよく分からなかった。試験的な番組であると言うことであれば、色々な問題点が見えて良かったと思う。当日番組を聞いていたら、最後まで番組を楽しむ事はできなかったと思う。もう少し画期的な試みであれば良かったかもしれないが、中途半端であった。

委員(たつみ)内輪で盛り上がっている番組は、リスナーはしらける。3人の声を聞き分けられない。今日は、写真を見ながら3人の声を確認するという聴き方をしてもわからない。小川さんはほとんど確認できなかった。3人とも声のトーンが似ていた。プロのアナウンサーとして同じような訓練を受けているからなのだろうか?20歳前後の若い女性が騒いでいるわけではなく、ある程度キャリアを積んだ女性なのだからそれぞれの個性などが出るような番組制作をしてほしい。会社の給湯場で騒いでいる女性達に対して騒がしいと思う感覚に近い印象だ。他のことをしながら聞いていたので総選挙についてわかりにくかった。いったい何時の番組だろうかと思った。それぞれの個性を出しながら、ユニットとしてのアンサンブルを編成しなければリスナーは離れていく。

委員(竹田)USTREAMには法律的な問題はないのか?

社側楽曲の著作権以外は、問題ない。

委員(竹田)3人の声は判別付かなかったが、映像を見ながらであればわかったのであろう。ラジオの番組がこのような形で配信を行うことには、新しい試みとして評価できる。ただ、同じ黒の洋服を着ていたので、映像でも見分けづらい。服で人物ををわかりやすくするなどの配慮がほしい。中学生の頃、“ながら聞き”をしていたころのような番組であったので、懐かしかった。内容は、楽屋ネタであり、楽しく聞けたが3人のキャラクターを住み分けるなどの配慮は必要だ。今後も試行錯誤を行って欲しい。

委員(井上宏)実験番組だという印象が強い。radikoのプレイヤーからUSTREAMを見るなど、新しいラジオの楽しみ方が出てきている。基本のラジオメディアを大切にしながらも弁天R.シスターズを使う新しい試みは、今後のラジオ大阪の意図を感じた。たわいもない話を女性3人でここまでよく盛り上げたと思う。年齢をこれほどクローズアップしている事に時代が変わったと思う。弁天R.シスターズ3人の使い分けをどうするのかを考える必要がある。たわいもない話でワイワイするのもいいが、コントや歌を歌うなど売り出し方には色々と工夫がほしい。なんとなくたわいもない内容で終始するとリスナーが離れていく。プロの3人ならではの番組構成が必要だ。弁天R.シスターズが評判になり、それぞれがテーマ曲を持つなどの展開になれば良い。ラジオ大阪の今後の取り組みの実験として聞いた。今回の番組では、小川真由アナウンサーがほとんどしゃべってなかったように思う。他の2人に圧倒されていたのかもしれないが、もう少ししゃべってほしい。

委員(成瀬)どの放送でも見ることができないのか?

社側今回初めての試みで単発的な展開である。7月30日に実施する弁天R.シスターズのイベントを配信予定である。

委員(井上宏)twitterがハガキやFAXの代わりになってきている。これらを番組に反映させている番組も出てきていることを知った。

委員(成瀬)無記名のtwitterは、番組に利用する際の精査が難しい。

委員(井上宏)USTREAMは、色々な方が放送している事に驚いた。

社側radikoがスタートしたことで、これまでのリスナーを大切にしながらも、ネットユーザーをラジオのリスナーに引き込むきっかけとなればと考え、色々な取り組みを行っている。その一端として、映像の配信を含めて模索している。

委員(井上宏)ラジオの楽しみ方の根本は普遍だと思うので、その点には配慮しながら放送を作って欲しい。

社側貴重なご意見ありがとうございました。


7.審議会の答申又は改善意見に対してとった措置および年月日

 な し

8.審議会の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその公表内容・方法及び
  年月日

・ 「番組審議会だより」 (第539回大阪放送番組審議会議事録の要約)

・ 「GO!GO!弁天R.シスターズ」内で放送
  放送日 平成23年9月16日(金)午後8時00分~午後8時26分

・ 「番組審議会だより」 (第539回大阪放送番組審議会議事録)
  ラジオ大阪ホームページ(http://www.obc1314.co.jp)に掲載

  番組審議会の議事録の原本は事務局立ち会いのもと閲覧に応じる。

9.その他の参考事項

 な  し

                                          以    上