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[第536回 大阪放送番組審議会議事録]

 1.開催日時   平成23年4月22日(金)午後2時00分~午後3時00分
 2.開催場所   ラジオ大阪役員会議室
 3.委員の出欠
  委員の総数   8名
  出席委員数   7名
  出席委員の氏名   井上 宏   井上チイ子
  河内厚郎   たつみ都志
  鳥居洋介   成瀬國晴
  岡田邦夫(書面参加)
  上林寛和(書面参加)
  放送事業者側
  出席者の氏名
  鈴木理司   徳永正明
  藤野浩史

4.議     題
  1)『ほんまもん!原田年晴です』内「きまぐれバスストップ」
  2)その他

5.議事の概要
  議題1)について
  『ほんまもん!原田年晴です』内「きまぐれバスについて企画意図と内容を説明し、
  その後聴取いただき審議に入った。

6.審 議 内 容
 
社 側月~金曜日、正午から放送している『ほんまもん!原田年晴です』で毎週月曜日13時42 分頃からお届けしているコーナーである。鉄道オタクの原田アナウンサーが、大阪の街の よりミクロな情報や様子を紹介する事はできないか?という事で企画した。普段あまり気 にかける事がない「バス停」を軸に、その周辺を歩き、色々な人の声を聞くというコーナ ーである。事前に取材依頼や下調べを行わず、原田アナウンサーが録音機を持って出かけ、 行き当たりバッタリで街の様子を取材している。編集も原田アナウンサーが行っている。 過去には、取材を断られたこともある。そんな時は、取材ができなかったことを放送した。 1人で取材をしているため、音声が小さい場合やノイズが大きかったりと聞き苦しいとこ ろもあるが臨場感が出るのでそのまま放送している。

委 員原田アナウンサーの語りは、いつもながらしっかりと一言一句聞き取ることができ、安心して聞くことができた。 今回の「バスストップ」は、まさしく地元密着の小さな情報発信というコンセプトであ るが、そこから大きな情報発信がなされ、大きな事がたくさんの小さな事で支えられてい ることが実感できる内容であった。また、居酒屋さんがハンバーガーを提供しているいき さつもそれぞれの人生を物語っており、社会の生業をあらためて取材で知ることができた。 ほんまもんの人生や社会があったことがわかった。ただ、「バスストップ」がテーマなら ば、1つのバスストップの周辺の人たちが、大きな社会の1つの柱になっているのだから バスストップの周辺状況の解説がもう少しあっても良かったのではないか。

委 員「ゆるい企画」とのことだが、リラックスして聴ける好企画である。現地取材と、スタ ジオでの解説が適度に織り交ぜてあり、話の流れもわかりやすい。原田アナウンサーのゆ ったりとした話術は、まさにラジオそのもの。安心して聴ける。「ハンバーガーがある居 酒屋さん」のような大きなネタでなくとも、ゆっくりと話しを掘り下げることで、番組と して成立している。

委 員ラジオメディアの特性と、企画、アナウンサーのキャラクターがかみ合った好例である。 あたかも自分が街歩きをしているように感じられる。原田アナウンサーが取材でご苦労さ れることと思うが、息長く続けて欲しい企画である。 過去4回分の放送を聞いたが加島小学校の児童や駄菓子屋店主の「生の声」が出色に面 白い。現地リポートの醍醐味がある。現地で出会った人々からの、話題の広がりや展開 が面白い。出来すぎの感もあるが、「ぶらりとまち歩き」という狙いが見事に当たってい る。

委 員ラジオらしく、安定していて、面白い企画であった。1本目は、大阪市内で未だに「三 丁目の夕日」にある様な駄菓子屋があるのかと懐かしく感じた。2本目は、偶然に訪れた 場所で、式年遷宮の話題や鏡の話題まで広がって非常に面白かった。3本目は、井戸端会 議から取材が始まり、さらしが究極のエコ商品だという話の展開であった。番組は意図し ていないだろうが私たちが今、考えなければならない暮らし方について考えさせられた。 行き当たりばったりということの良い、悪いは言えないが、自分自身が番組の担当者で あれば取材の内容によって出来不出来が生まれるから怖くて作れない。例えば、路線バス でどこまで行けるのかという縦軸を作り、その路線バスの中から降りるという横軸で展開 していくことを考えてしまう。このコーナーは、それがないのが良いのだろう。 原田アナウンサーが1人で取材を行っているので、インタビュー中は原田アナウンサー の声が遠くなっていた。同行できるスタッフがいればもう少し聞きやすくなるので はないか。 ラジオなので必要ないかもしれないが、ポイントになる名前などは、どのような漢字を 書くのか説明がほしい。

委 員どんな服装で取材しているのか?

社 側ラジオ大阪の腕章も着けず、スーツも着用していない。

委 員普通の服装であれば、取材拒否を受ける事もあるだろう。取材相手がとまどっている感 じが出ていた。

委 員テーマ曲が試聴テープごとに違ったようだが?

社 側その日の内容に合わせて、テーマ曲を変えている。

委 員行き当たりばったりという取材方法は、アドベンチャーな感じがありそれなりに面白い。 しかし、番組を聞いて、一度訪れてみたいと思っても土地鑑がない場所であれば番組情報 だけでは行く事ができない。空間軸で考えた場合に疑問点として残った。 また、伊勢神宮の話題やさらしの話題など、この町がいつ栄えたのか興味を持つリスナ ーに対しても時代の説明がなく不安感が残る。リスナーが頭に落とし込める要素や説明は 必要だと思う。 原田アナウンサーに関しては、満点だ。

委 員長期間大阪に住んでいても訪れたことがない場所はたくさんある。歴史や特徴を知る事 ができて面白かった。取材時間はどのくらいかかるのか?

社 側良い取材できれば1時間~2時間くらいである。

委 員どこからバスに乗っているのか分からなかった。降りた場所の距離感も分からない。そ のバス停留所で降りようと思った理由についても教えてほしい。取材は行き当たりばった りという事を言っているが、良い取材対象に当たると良い番組ができると思うが、何かポ イントを見つけて探さないと内容が散漫になったり、テーマが見つからなかったりとなる のではないか。

社 側降りる停留所を選んでいる明確なコンセプトはない。その日ごとに原田アナウンサー自 身の感性でセレクトしている。行き当たたりばったりと言ってはいるが、ある程度のテー マを持って選んでいると思う。

委 員始発に乗って、適当な場所で降りるという行き当たりばったりの旅にあこがれる人は多 い。このニュアンスは残していかないと面白さがでない。バスは細かい所に路線があるの で色々な特色のある場所に行くことができる。夢のような番組である。原田アナウンサー が名人の領域に達している。 加島が地震で被災していることはあまり知られていない。大阪再発見の番組としてかな り良い。イメージで語られる大阪ではなく、歴史的に物づくりの街である部分を紹介して いる所など意義がある番組だ。 克明に詳細を紹介する必要はないと思うが、一度行きたいと思う人には分かるようにし てほしい。 番組としてインパクトがあることに越したことはないが、イメージやインパクではなく きちんと言葉で説明することが求められている。ふらりとした番組のようできちんとして いる所が時代の流れに即していると思う。

委 員このコーナーの趣旨はとても好きである。自分自身も同じような事を過去に試してみた ことがある。思わぬ事を考える面白さがある。 南深江の街は、奥行きが深く歴史がある。毛穴も興味持って聞いた。行き当たりばっ たりで取材がうまくできなかった感じが一番出ていたので加島のインタビューが面白かっ た。上新庄に行くバスがあることも発見であった。 インタビューは、原田アナウンサーの上手さが出ていた。人の面白さや場所のおもしろ さなど色々な偶然性の面白さがある。人との出会いをうまく料理するのは原田アナウンサ ーの腕前であると思う。

委 員番組コンクールなどの賞に出せるレベルの番組であった。 取材ができなかった所は、その旨と共に原田アナウンサーの描写がほしかった。拒否され ようと取材ができようと原田アナウンサーがうまく語ってほしい。 私たちは最近街を歩かない。自分の近くのことを知らない。歩くと色々な物が見えてく る。そこを番組が突いてくれるといいと思う。歴史の話があまり長すぎると教養番組的で 退屈になるので、現在の街の姿も交え、原田アナウンサーが感じる“今”をバランス良く 表現されているので非常によかった。

委 員タイトルに「バスストップ」と付いてるので、何かバスについての描写もほしい。

委 員原田アナウンサーの驚きが大切だと思うので、調べた事を単に紹介するだけでは面白く ない。

委 員伊勢の鏡についてもあまり深追いしなかった所も番組としては良い。
委 員バスの表示を見て、どんな所なんだろうと思う事がある。その思いを具現化した番組で 面白かった。

社 側貴重なご意見ありがとうございました。

7.審議会の答申又は改善意見に対してとった措置および年月日

 な し

8.審議会の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその公表内容・方法及び
  年月日

・ 「番組審議会だより」 (第536回大阪放送番組審議会議事録の要約)

・ 「GO!GO!弁天R.シスターズ」内で放送
  放送日 平成23年5月27日(金)午後8時00分~午後8時26分

・ 「番組審議会だより」 (第536回大阪放送番組審議会議事録)
  ラジオ大阪ホームページ(http://www.obc1314.co.jp)に掲載

  番組審議会の議事録の原本は事務局立ち会いのもと閲覧に応じる。

9.その他の参考事項

 な  し

                                          以    上