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[第531回 大阪放送番組審議会議事録]

 1.開催日時   平成22年10月20日(水)午後2時00分〜午後3時00分
 2.開催場所   ラジオ大阪役員会議室
 3.委員の出欠
  委員の総数   8名
  出席委員数   6名
  出席委員の氏名   井上 宏  白川正彰
  成瀬國晴  鳥居洋介
  井上チイ子(書面参加)
  岡田邦夫(書面参加)
  放送事業者側
  出席者の氏名
  鈴木理司  徳永正明
  三谷良二  杉浦広計

4.議     題
  1)『おはよう落語』
  2)その他

5.議事の概要
  議題1)について
     『おはよう落語』について企画意図と内容を説明し、その後聴取いただき審議に入った。

6.審 議 内 容
 
社 側 10月23日に笑福亭枝鶴を襲名する笑福亭小つるがメインパーソナリティを務める番組。 落語の魅力を伝え、たくさんの人に寄席を訪れてほしいという思いで放送している。 番組の前半部分は、落語に使われる言葉や解釈、ベテラン、話題の落語家から年季が明 けたばかりの若手までゲストに迎えたり、落語のネタを紹介などを行っている「小つるの落語アラカルト」。後半は、翌週の主だった落語会の紹介を行う「上方落語ニュース」。演者や演目についての簡単な解説なども行っている。
委 員 笑福亭小つるさんの軽快なテンポと軽妙なお話は聞きやすかった。ただ、朝6時15分からのこの番組はどのような世代を対象としているのか?高齢者の方か?「おはよう落語」の番組名と時間的な制約からミニ落語が楽しめるようなものを想像していたが「ちしゃ医者」の回などはまさに想像していた通りのダイジェスト版であった。落語をある程度知っている聴取者にとっては聞き入る内容である。落語の基礎知識や裏話などは楽しく聞けた。しかし、全体を聞いた印象は、落語会の案内、広報番組の色が濃く出ており、落語を短時間で楽しむような番組とは捉えることができなかった。「上方落語ニュース」として、落語アラカルトや有名な落語のミニ版として一席披露した方がコンセプトを的確に表現しているのではないか。もう少し落語の紹介やミニ落語の時間を増やした方が早朝番組として好ましい。落語の情報を中心にし、その出演者に関連した話をすることが好ましい。
委 員 事前視聴CDを通して、今年の暑かった夏を思い出した。蝉の声、アイスクリーム、わらびもち、風鈴売りの声、有馬の別荘、借家と話題が次々に展開し、夏休み直前の子どもの宿題の話題と10月直前という時間の流れの早さの話題、冒頭の話芸に引き込まれた。落語会の言葉事典の解説は面白かった。今も残る言葉、現在は死語となり暮らしから消えた言葉など改めて聞き入った。 「上方落語ニュース」は、ニュースというよりも落語会開催の広報になっていた。開催場所や時間、交通手段、料金など詳しく楽しく説明されていたが、落語家本人が案内する事がふさわしいのだろうか?  番組全体では、話題をうまく切り替え、自然な流れで本題に入り、また、脇にそれていく噺家さんの話芸を楽しめた。     
委 員 落語が詳しくないため勉強になった。制作者より落語の初心者に向いた番組だという狙い通りに実現できている。しかし、朝のこの時間は落語のコアなファンが多い時間と思うので退屈ではないか?ターゲットと中身があっているのか?    「落語ニュース」の部分は、ニュースとして成立しているのか疑問に感じた。繁昌亭は落語にある程度通じている人であれば紹介は必要ないと思うが、それ以外の会場は電話番号のお知らせ、当日でも参加ができるのか?など落語初心者が参加できるような案外が必要だと思う。   話しのプロの番組であった。落語家の中には聞き取りにくい声の人もいるが小つるさんの声は聞きやすかった。
委 員 落語ファンには良い番組である。襲名前と言うこともあり話しは脂が乗っている。笑福亭一門らしい声の人である。上方落語を応援しているのでこのような番組があることがとてもうれしい。 番組内容は、放送日によって変わるのか?    
社 側 15分の中で落語の紹介、ゲストを迎えるなどすべてのコーナーを実施できないので、放送日によって相談しながら構成している。      
委 員 作品を紹介するのは時間的にも無理がある。落語事典のように基礎知識を知ることができるのはよい。落語ニュースではどのくらいの期間の落語会を取り上げているのか?       
社 側 次の土曜日に開かれる落語会を取り上げている。
委 員 落語会の場所、チケットの値段の告知があるのは親切だ。落語会を絞り込む事の難しさを感じる。この様な番組は長く続けてほしい。また、放送時間がもう少し長くなれば良いと思う。番組内容は、多彩な物を取り上げすぎているので、整理する必要がある。
委 員 ターゲットと内容が合致しているのだろうか?ラジオは、耳からの情報だけしかないので、精査が必要だ。15分の番組内に中身を詰め込みすぎている。「ちしゃ医者」についても短い時間の中で噺のまくらからオチまでを紹介しているため語りが早口になっている。また、肝心な部分が下品になってしまい、日曜日の朝の話題としては尾籠だと思う。    落語家自らが様々な落語会を紹介している「落語ニュース」の部分は話芸も含めて新鮮だった。15分の間に色々と詰め込んでいるが落語部分はもっとじっくり聞きたい。「落語ニュース」部分はもっときちんと紹介してほしい。どっちつかずになっている。1つに絞ってほしい。一方では、15分という短い時間を考慮するとこれだけの内容をうまく配分できているとも思うが、落語番組とすればどれか1つに軸足を置くなど工夫が欲しい。小つるさんは、襲名するだけあって乗っている。    
委 員 笑福亭小つるが聴取者に落語情報を提供するというよりは、笑福亭小つるさんのキャラクター、語りなど小つるさんのおもしろさなどをお届けする番組とした方がよいのではないか。落語情報を発信する番組という番組趣旨から考慮すると小つるさんのキャラクターが勝ってしまう。笑福亭枝鶴という名跡を襲名する程の実力がある人を起用するとどうしても小つるさんのおしゃべりが印象に残る。  「落語ニュース」は内容が不完全であり、印象に残るものではなかった。このコーナーの様な内容は、情報誌などで確認したほうが正確だと思う。小つるさんなりの評価を加えた紹介として小つるさんが伝える意義を持たせるなどの工夫がほしい。 今後は、小つるさんが襲名しどのように育っていくかを垣間見える番組にしてほしい。
社 側 小つるさん自身は、自分を売るというよりも、たくさんの人に落語会に行って欲しいという想いがある。年季明けの若手をゲストに迎え、年季明けについて紹介したり落語に親しみを抱いていただけるような工夫をしている。
委 員 作品の紹介は毎回行っているのか?  
社 側 社側 15分の番組では、かいつまんで紹介する程度しかできていない。   
委 員 「落語ニュース」の紹介しているスピードでは、落語会の情報をメモに取るのは難い。  どこかで落語会があるのだという程度の告知にしかなっていない。行事案内のミッションが完結していない。広報の経験では、必須の情報ばかりでは、イベントの面白さが伝えることができないし、イベントの面白さを中心に据えると本来伝えたい情報が捨象されてしまう。このことを踏まえ必要情報量と魅力要素をどのように整理するかを検討するとこの「落語ニュース」には、どちらの要素もない。この情報を聞いて、落語会に行くということには結びつかない。
委 員 小つるさんが選んだ落語会というスタンスで一、二席程度の落語会案内にとどめるなどの工夫をしないと実際寄席に行くという行為に結びつくような形になっていない。
委 員 落語を知らない人が寄席に行って欲しいというコンセプトならばもっと工夫してほしい。 放送時間が短いのでもったいない。
委 員 ゲストが入るのはどの箇所か?いつからスタートしたのか?      
社 側 「落語アラカルト」の部分です。1年半前にスタートした。
委 員 襲名後は、番組内容を変更をするのか?
社 側 現状は、変更を予定していない。
委 員 枝鶴という名跡を襲名するこの機会に番組内容を整理してほしい。
社 側 貴重なご意見ありがとうございました。

7.審議会の答申又は改善意見に対してとった措置および年月日

 な し

8.審議会の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその公表内容・方法及び
  年月日

・ 「番組審議会だより」 (第531回大阪放送番組審議会議事録の要約)
・ 「もっと知りたい!OBC」内で放送
       放送日 平成22年11月14日(日)午前9時15分〜午前9時30分

・ 「番組審議会だより」 (第531回大阪放送番組審議会議事録)
  ラジオ大阪ホームページ(http://www.obc1314.co.jp)に掲載

番組審議会の議事録の原本は事務局立ち会いのもと閲覧に応じる。

9.その他の参考事項

 な  し

                                          以    上