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[第525回 大阪放送番組審議会議事録]

1.開催日時   平成22年3月17日(木)午後2時00分〜午後3時00分
2.開催場所    ラジオ大阪役員会議室
3.委員の出欠
委員の総数 8名
出席委員数 7名
出席委員の氏名 井上 宏  岡田邦夫  岡本直之  河内厚郎
たつみ都志  成瀬國晴  森脇睦郎
井上チイ子(書面参加)
放送事業者側出席者の氏名
鈴木理司  高橋信博  三谷良二  村松慶太郎

4.議     題
  1)番組審議『歌は世につれ・・・歌好きドン!』
  2)その他

5.議事の概要
  議題1)について
  『歌は世につれ・・・歌好きドン!』について企画意図と内容を説明し、その後聴取いただき審議に入った。

6.審 議 内 容
 
社 側 音楽をこよなく愛する中年男性3人が音楽をテーマに繰り広げる月曜深夜の1時間番組。出演者は、作詞・作曲家の中村泰士、芸能ジャーナリストの井上公造、関西を中心に活躍する雑誌記者の三谷俊之である。各出演者がそれぞれに1曲を選び、曲そのものに関する話題や楽曲にまつわる間接的なエピソードなどを語る。選曲はジャンルを決めずに演歌、ナツメロ、J−POP、歌謡曲、フォーク、ロックとバラエティーに富んでいる。アルバムの中に入っているような曲を紹介する場合もある。3月15日の番組では、中村泰士が「近頃の、世の中の出来事への関心の持ち方が変。また、ブームのようなモノの流れの速さはいかがなものか」との提言から番組が始まった。
1曲目は、中村泰士が中島みゆきの「悪女」を選び、彼女の才能について語った。2曲目は井上公造が日野美歌の「氷雨」を選曲。若い頃の体験を語った。3曲目は三谷俊之が山崎まさよしの「昭和モダン」を選曲した。
委 員 深夜0時〜1時の時間帯に聴く3人の語りは、懐かしい音楽と共に楽しく拝聴した。オープニングトークで「ネット社会が政治や色々な事件など諸々の世情の移り変わりのスピードを上げ、私たちは流されていく」という部分は共感した。この番組は「歌に根っこがあり、その根っこ探し」という思いで制作している意図にも共感できた。特に、歌詞でテーマとなっている男と女の情感について「男性が描く女性」と「女性が描く男性」の表現の違いについて「氷雨」と「悪女」で比較し、3人がそれぞれ想いを語るところはとても面白く、会話に参加したいと思った。
オープニングトークのように歌の「根っこ」の体験を持たない人が多い社会になれば、のようにすばらしい歌が生まれなくなるのではないかと寂しく感じた。
委 員 試聴冒頭では、3人が内輪で騒いでいる印象を受けた。同じような印象を受けたリスナーも、しらけてしまうだろう。一方で、番組に入り込めた場合は、一緒に楽しく騒いでいる気分になる。
中村さんは、擬態語や指示語が多く感じた。番組に入り込めなかった場合は、このような点も煩わしいと感じる。しかし、番組に入り込めた場合は、身近で一緒にトークを楽しでいるような親しみやすさになる。
三谷さんは、記者ならではのボキャブラリーがあり、中村さんのコメントに対するフォローもよく、中村さんとの絶妙なコンビネーションは良かった。
番組全体は、良くも悪くもウダウダとした番組であった。
社 側 トークの順番は、中村さん、井上さん、三谷さんという順番で毎回進めている。三谷さんのトークは時間的には短いが、中村さん、井上さんのトーク部分でよい聞き役に徹し番組では独特の存在感があると思う。  
委 員 夜中に中年男性3人のトークを中心とした番組ということでどのようなリスナーが聞いているのかと思った。番組が進むにつれて音楽という共通の話題があるからだろうか、楽しく聴くことができた。番組で取り上げられていた曲を知らない私でも3人のトークにより、興味深く聴けた。
社会そのものに「根」がないと言われている現代社会の問題が、歌謡曲の世界でも起こっているというオープニングトークは考えさせられた。次々に新曲が発売されている現在、この番組のように1つの音楽を話題にした番組が何十年後にもできるのだろうかと不安を感じた。
委 員 どのような深夜番組なのだろうかと心配したが想像以上に良い番組であった。それぞれの立場を踏まえた意見を述べているのでうまく番組が成り立っているのだろう。それぞれが選曲した曲について語った後に聴く構成もよく、次はどのような音楽が紹介されるのだろうかと楽しく聴けた。ただ、3人とも同じような考え方なので、反対意見を言う人がいればより番組が盛り上がるのではないか。       
委 員 仕事をしながら聞いても番組内容はわかりやすかった。パーソナリティが素直にしゃべっているからだろうか。番組として成功している。選曲は、今ラジオを聞いている世代に即しており聞きやすかった。工夫に工夫を重ねて作る番組とは違った自然体で放送している番組の良さが表れていた。
委 員 世代が違う3人のパーソナリティではあったがそれほど世代間の差は感じなかった。中村さんの話は妙技を感じた。井上さんのトーク部分、三谷さんのトーク部分でもうまく自分の話題を織り交ぜて展開しているところはすごい。
音楽の歌詞について細かく述べられているトークを聴くと、早く音楽を聴きたいと思わせられた。
三谷さんが紹介している曲のアルバムタイトルや値段についての話がなかったのは残念だ。
社 側 収録中のスタジオには、今回紹介した曲が含まれているアルバムのジャケットを参考資料としてスタジオには用意していたが、番組内では詳細については触れることはなかった。
委 員 若い人の聞く番組が多い深夜の時間帯の中で大人が楽しむことができる上質な番組であった。     
委 員 井上さんの話し方が気になった。急に声が大きくなるような抑揚があり、少し聴きづらかった。深夜番組のイメージに合わない。音楽にまつわるエピソードや蘊蓄は非常におもしろかった。
新聞では、時間帯の表現が夜10時〜12時が深夜で、12時以降は未明と表現する。
深夜0時からの番組は未明ラジオなのではないか?
社 側 ラジオでは、深夜0時以降も深夜と表現し、朝5時から24時間を1日として表現する。よってこの番組は実際は火曜日の夜0時からであるが、放送では、月曜日の深夜に放送している番組と表現している。
委 員 全体を通じておもしろく聴けた。色々な歌謡曲番組を聴いてきたが歌詞、言葉に注目した番組は目新しくおもしろい。川柳が解説を聞くことによりよりわかりやすくなるのと同じで、歌詞に注目し、分析した後に聴く音楽は、歌詞に注目して聴く。この試みは良い。
パーソナリティ3人の関係性をそのまま伝えることができていたのはラジオだからこそだと思う。
ただ、番組に対する予備知識がなくオープニングトークを聴いたので何の番組かわからなかった。世相についての内容であったが番組の趣旨とはうまくつながりにくかった。3人が盛り上がるオープニングトークから音楽の話題へとつながる形の方が良いと思う。
社 側 普段は日常のトークから本編へと進む番組構成となっている。しかし、この日は偶然に世相の話から番組がスタートした。
委 員 中村さんが仕切り役を努める演出なのか?
社 側 制作側からは特別お願いはしていない。この番組企画そのものが中村さんからの発案で誕生したこと、出演者の中では年長者ということもあり中村さんが仕切り役を務めるよううな流れになっている。
委 員 選曲やトークに関しては、事前調整が行われているのか?    
社 側 当日スタジオに来るまではお互いにどのような選曲しているかはわからない。まったく打ち合わせもなく番組は進行している。 貴重なご意見ありがとうございました。

7.審議会の答申又は改善意見に対してとった措置および年月日

 な し

8.審議会の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその公表内容・方法及び
  年月日

・ 「番組審議会だより」 (第525回大阪放送番組審議会議事録の要約)
・ 「もっと知りたい!OBC」内で放送
   放送日 平成22年4月22日(木)午後5時45分〜午後6時00分

・ 「番組審議会だより」 (第524回大阪放送番組審議会議事録)
  ラジオ大阪ホームページ(http://www.obc1314.co.jp)に掲載

番組審議会の議事録の原本は事務局立ち会いのもと閲覧に応じる。

9.その他の参考事項

 な  し

                                          以    上